(株)エヌ・ティ・ティ・データと米フェニックステクノロジーズ社は2日、フェニックステクノロジーズのセキュリティー技術を利用する“BIOS(Basic Input/Output System)”レベルでのPC認証サービスに関して、同日付けで協業することで合意したと発表した。
これにより、フェニックステクノロジーズは、ネットワーク上のデバイス認証技術を利用したセキュリティー開発ツールをNTTデータに提供し、NTTデータがデバイス認証や、アプリケーションデータの不正コピー/改ざん防止機能を商用システムへ展開するという。今後、両社は、提携内容を基に、BIOSレベルでの認証サービス分野における共同マーケティングを実施する予定。
なお、フェニックステクノロジーズのセキュリティー機能を搭載した次世代BIOS“Phoenix cME FirstBIOS”は、すでに各社のパソコンに搭載され、出荷が開始されているという。