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ケース全体がヒートシンクに!!完全ファンレスPC「Hush Mini-ITX」が登場予定!

2003年05月31日 22時41分更新

文● 増田

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完全ファンレスPC「Hush Mini-ITX」 HTPC
完全ファンレスPC「Hush Mini-ITX」HTPC(Home Theater PC)を意識したシンプルなデザインとなっている

 Hush TechnologiesからVIA製Mini-ITXマザーボード「EPIA-M」を搭載した完全ファンレスPC「Hush Mini-ITX」が登場予定となっている。両サイドが巨大なヒートシンクになっているというユニークな構造のケースが最大の特徴だ。



背面 巨大なヒートシンク
そのほかのポート類は背面に用意されているケース両サイドの構造が巨大なヒートシンクになっているのが最大の特徴だ
裏側 電源にはACアダプタを採用
サイズは59(H)×340(D)×370(W)mmとMini-ITXマザーボードを採用したケースとしては少々大きめ電源にはACアダプタを採用しているために完全なファンレスPCとなる

 フロント部は電源スイッチとスリムタイプのドライブベイのみと、HTPC(Home Theater PC)を意識したシンプルなデザインとなっており、そのほかのポート類は背面に用意されている。サイズは59(H)×340(D)×370(W)mmとMini-ITXマザーボードを採用したケースとしては少々大きめな印象を受けるが、逆に高さはかなり低いといえるだろう。注目はやはり両サイドの巨大なヒートシンクで、どちらも継ぎ目のない1体成型のものを使用している。フロントパネルも分厚い金属の塊といったもので、正確な数字は不明だが重量はかなりのものだ。ケース全体で放熱処理をするために内部には一切ファンを搭載せず、電源にはACアダプタを採用しているために完全なファンレスPCとなる。



内部 CPUはヒートパイプにより冷却
内部は広く通常の3.5インチサイズのHDD(ATA133対応、200GBまで)が搭載可能CPUはヒートパイプにより冷却され、その熱はサイドのパネルを伝いヒートシンクから放熱される
HDD搭載部分 ネジ
HDD搭載部分も固定板がサイドのパネルに繋がっているためCPUとは逆側のヒートシンクから放熱される使用されるネジも変わったものを使用
ポップ

 内部は広く通常の3.5インチサイズのHDD(ATA133対応、200GBまで)が搭載可能となっているほか、光学ドライブにはスリムタイプのものが使用可能だ。CPUはヒートパイプにより冷却され、その熱はサイドのパネルを伝いヒートシンクから放熱される仕組み。同じくHDD搭載部分も固定板がサイドのパネルに繋がっているためCPUとは逆側のヒートシンクから放熱される。なお今回撮影した製品はサンプル品のため、搭載されるマザーがEPIA-Mのどのモデルになるかは不明となっている。
 販売を予定しているのはOVERTOPでユーザーの反応をみて入荷するかどうか決めるということ。価格は未定となっているが、興味のある人は同店に一声かけてみると入荷が早まるかも?



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