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ウェブサービス相互運用性の推進団体“WS-I”が日本での本格活動を開始

2003年05月30日 15時53分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ウェブサービス相互運用性の推進団体“Web Services Interoperability Organization”(略称:WS-I)は30日、日本国内におけるWS-Iの活動のプロモーションおよびウェブサービスの相互運用性の向上を目指すため、日本活動グループ“Japan SIG”を立ち上げると発表した。

WS-Iは、ウェブサービスがスムーズに相互接続できることを推進し、ウェブサービスの普及啓蒙を図る団体。日本活動グループWS-I Japan SIGは、インフォテリア(株)、SAPジャパン(株)、サン・マイクロシステムズ(株)、(株)東芝、日本電気(株)、日本アイ・ビー・エム(株)、日本オラクル(株)、日本電信電話(株)、日本BEAシステムズ(株)、日本ヒューレット・パッカード(株)、(株)野村総合研究所、(株)ビーコンIT、(株)日立製作所、富士通(株)、(株)リコーの15社で発足、活動の第1弾として、XMLコンソーシアム主催の“XMLコンソーシアムWeek”でWS-Iの活動紹介を行なう。また、技術資料『Basic Profile 1.0 Working Draft』の日本語版を作成中で、近日中に公開する予定という。

WS-I Japan SIGの今後の活動としては、WS-Iで開発される技術資料の翻訳、テスティングツールの日本語環境での検証と問題のフィードバック、サンプルアプリケーションのの日本語環境での検証と問題のフィードバック、ウェブサービス相互接続性に関する広報宣伝活動、ウェブサービス相互接続性に関する講演活動(セミナー/イベント)、日本企業のWS-Iへの勧誘などを行なうという。また、XMLコンソーシアムやDOPG(分散オブジェクト推進協議会)など国内関連団体との連携も図っていくとしている。

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