ハンコムリナックス(株)は、Linux用オフィススィート『HancomOffice 2.1J』を30日に発売する。29日の時点で、ぷらっとホーム店頭などで予約受け付けが行なわれており、パッケージも店頭に展示されていた。
ぷらっとホーム店頭に展示されていた『HancomOffice 2.1J』パッケージ |
『HancomOffice 2.1J』は、ワープロソフト『HancomWord 6.0.3』、表計算ソフト『HancomSheet 2.0.3』、プレゼンテーションソフト『HancomPresenter 2.1.7』、『HancomPainter 2.0.3』を中心に、リョービフォント2書体、ダイナフォント15書体、日本語入力システム『VJE-Delta 3.0』、英和辞典『研究社 新英和中辞典 第6版』をバンドルしたオフィススィート。2月に発売されたQtベースの『HancomWord 6.0』が収録されたのが大きな特徴だ。
Red Hat Linuxの場合、インストールすると自動的に[その他のアプリケーション]-[その他]のメニューに『HancomOffice 2.1J』の各アプリケーションが登録される。インストール先は/usr/local/HancomOffice2ディレクトリで、特にインストール先を変更しなくとも、既存の『HancomWord 5.5』と共存させることもできた。
Red Hat Linux 8.0にインストールしてみたところ、メニューに自動的に登録された。写真はGNOMEのメニュー項目 |
『HancomWord 6.0.3』 | 『HancomPresenter 2.1.7』 | |
『HancomPainter 2.0.3』 | 『HancomPresenter 2.1.7』 |
動作環境は以下のとおり。
- カーネル 2.2または2.4ベースのディストリビューション
- CPU……Pentium以上(Pentium II以上推奨)
- HDD……525MB以上の空き容量
- メモリ……64MB以上
『HancomOffice 2.1J』の価格は1万4800円。
【取材協力】