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初の“RADEON 9600”搭載製品はファンレス仕様でJoytechから!

2003年05月28日 00時00分更新

文● 増田

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Joytech「DEVIL MONSTER 3 RADEON 9600」
Joytech「DEVIL MONSTER 3 RADEON 9600」

 “GeForce FX”搭載製品と競うように新製品を発売している“RADEON”シリーズから初の“RADEON 9600”を搭載した製品Joytech「DEVIL MONSTER 3 RADEON 9600」が登場した。上位モデルの“RADEON 9600Pro”を搭載した製品とことなりファンレス仕様となっているのが特徴的。



搭載メモリはHynix製DDR128MB Joytech
搭載メモリはHynix製DDR128MB“RADEON”シリーズ初の“RADEON 9600”を搭載した製品

 “RADEON 9600”はすでに発売されている“RADEON 9600Pro”の下位モデルにあたる製品で、ATIサイトによるとパイプライン数の数(4本)などは同じながら、ピクセルフィルレートが1.6Gpixels/secから1.3Gpixels/secに落とされているようだ。その他コアクロックやメモリクロックについてはJoytech、ATI共に記述が見当たらず不明となっている。
実際の製品の方はお約束の赤い基板ではなく、緑の基板を使用。搭載メモリはHynix製DDR128MBでコネクタ部の形状はDVI、VGA、TV-outとなる。また同チップを搭載した製品は今回の製品が初登場のため他のメーカーの仕様は不明だが、ATIのロゴが入ったヒートシンクのみのファンレス仕様となっているのは大きな特徴だろう。価格はクレバリー1号店で1万6980円、USER'S SIDE本店で1万7800円、アークで1万8800万円と上位モデルの“RADEON 9600Pro”搭載製品と比べてかなり安くなっている。



XIAI製「XIAi9200-DV128」
XIAI製「XIAi9200-DV128」

 なお今週もその他の“RADEON”シリーズは順調にラインナップを増やしている。まずは“RADEON 9200”搭載のXIAI製「XIAi9200-DV128」。RADEONシリーズでは一般的な赤い基板を採用したこの製品はコアクロックが250MHz、メモリクロックが400MHzとなりDDR128MBを搭載する。メモリを128MB搭載しながらファンレス仕様になっているところはうれしいところだろう。価格はOVERTOPで1万1143円、コムサテライト3号店で1万1280円となっている。



3製品もある
“RADEON 9200”搭載の製品だけで3製品ということになる
「GC-R9200-B3」
新たにVideo-in/outに対応した「GC-R9200-B3」
「GC-R9200-C3」
ファンレス仕様のメモリ64MBモデル「GC-R9200-C3」

 もうひとつはやはり“RADEON 9200”搭載のGIGACUBE製の2製品「GC-R9200-B3」と「GC-R9200-C3」。同社からはすでに“RADEON 9200”搭載の「GC-R9200」が発売されており全部で3製品ということになる。GC-R9200-B3はGC-R9200と同じくメモリ128MBを搭載するが新たにVideo-in/outに対応したモデル、またGC-R9200-C3はファンレス仕様のメモリ64MBモデルとなっている。どちらもコネクタの形状はDVI、VGA、TV-outという構成だ。価格はGC-R9200-B3がコムサテライト3号店で1万3380円、スーパーコムサテライトで1万3450円、OVERTOPで1万3972円となり、GC-R9200-C3がスーパーコムサテライトで1万450円、OVERTOPで1万477円、コムサテライト3号店で1万580円となっている。まさに雨後の竹の子のようにいろいろなところから発売される“RADEON”シリーズと“GeForce FX”シリーズだが、迷ったらショップの店員に相談してみるのもひとつの方法だろう。



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