(株)ホライズン・デジタル・エンタープライズは、同社のサーバ管理ソフト『HDE Controller 2.5/3.0』やファイルサーバソフト『HDE File Server 2.5』にウイルス検出/削除機能を追加するソフトウェア2製品を発表した。
今回発表されたのは、ファイルサーバやWebサーバのコンテンツを定期的にチェックし、自動的にウイルスの駆除を行なう『HDE Anti-Virus 3.0 for Server』と、メールやWeb、FTPの通信内容を監視し、ウイルスの検出/削除を行なう『HDE Anti-Virus 3.0 for Gateway』の2製品。両製品とも、ウイルス検出エンジンはフィンランドF-Secureのものを使用している。それぞれのおもな機能は以下のとおり。
- HDE Anti-Virus 3.0 for Server
- ウイルス検出のスケジュール設定機能
- 検出結果のメール送信機能
- 圧縮ファイルのチェック機能
- 指定した拡張子のファイルに対するウイルスチェック機能
- ウイルスチェック対象ディレクトリの選択機能
HDE Anti-Virus 3.0 for Server |
- HDE Anti-Virus 3.0 for Gateway
- HTTP、SMTP、POP、FTPプロキシ設定機能
- ウイルス検出時の動作設定機能(削除または無視、管理者へのメール通知)
- エラーメッセージの編集機能
- パターンファイルアップデート結果のメール送信機能
HDE Anti-Virus 3.0 for Gateway |
価格はそれぞれ以下のとおり。
- HDE Anti-Virus 3.0 for Server……1サーバあたり5万円
- HDE Anti-Virus 3.0 for Gateway……25ユーザーで11万7000円から
なお、旧製品『HDE Anti-Virus for File Server』ユーザーは、『HDE Anti-Virus 3.0 for Server』の無償ダウンロードが可能。両製品とも、発売は6月20日からとなる。
これにあわせて、統合行政ネットワーク(LGWAN)対応のLinuxサーバ管理ソフト『HDE Controller 3.0 LG Edition』と『HDE Anti-Virus 3.0 for Gateway』25ユーザー版をセットにした『LGWANセキュリティパック』を地方自治体向けに発売する。価格は19万8000円。