日本電気(株)は27日、同社が提供するインターネットサービス“BIGLOBE”において、ウェブブラウザーを利用したユビキスタスメールサービス“ウェブリメール(WebryMail)”を6月2日に開始すると発表した。
“ウェブリメール”の画面。背景を“海”に設定した様子 |
“ウェブリメール”は、Flashテクノロジーを採用したウェブメールサービス。アイコンなどをビジュアル化し、フォルダーの設定やメールタイトル/宛先の一覧表示、メール本文の一画面での表示が可能など、一般のメールソフトと同様の画面表示や操作性を提供するという。また、Flashの自動更新機能により、ページの再読み込みなしでのメールの自動受信も可能。同社が従来よりBIGLOBEで提供しているウェブメールサービス“Webメール”と比べ、高機能かつ快適な操作性によるメールの送受信を実現するという。
さらに、サーバーからのメールの読み込みを細分化することで、ログインやメール表示の高速化を実現、また画面切り替えを少なくすることで、次のアクションへスムーズに移れるという。1度表示した内容は一次的に保存されるため、再読み込みを行なうことなく表示可能となっている。
“ウェブリメール”は、BIGLOBE以外のユーザーも、コンテンツ会員に加入することで、メールアドレスを取得し、無料でサービスを利用できる。ただしコンテンツ会員は、下書き/送信控え/ゴミ箱の機能は利用できない。推奨環境は、WindowsがInternet Explorer 6.0以上、Netscape Navigator 7.02以上。MacintoshがInternet Explorer 5.1以上、Netscape Navigator 7.02以上。いずれもMacromedia Flash 6.0.79.0以上がインストールされている必要がある。
なお同社は、現在提供中の“Webメール”も並行してサービスを続けるとしている。