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ミノルタ、35mmフィルム専用フィルムスキャナー『DiMAGE Scan Elite 5400』を発売

2003年05月22日 21時39分更新

文● 編集部

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ミノルタ(株)は22日、解像度が5400dpiの35mmフィルム専用フィルムスキャナー『DiMAGE Scan Elite(ディマージュ スキャン エリート) 5400』を6月下旬に発売すると発表した。価格は10万5000円。

『DiMAGE Scan Elite 5400』
『DiMAGE Scan Elite 5400』

『DiMAGE Scan Elite 5400』は、2001年10月に発表した2820dpiのフィルムスキャナー『DiMAGE Scan Elite II』の後継となる製品。解像度が5400dpi(約4080万画素相当)に上がったほか、USB 2.0に対応したのが特徴。読み取りサイズは36.69×24.61mmで、35mmフィルムの100%の視野率をスキャン可能(35mmフィルムホルダ使用時)。5300画素の3ラインCCD、新設計の4群8枚のレンズを採用した光学系、16bit A/D変換コンバーターなどを搭載し、CCDの読み取りラインを複数回(2~16回)露光することでランダムノイズを低減する“マルチサンプルスキャニング機能”や粒状性を軽減する“粒状軽減機能”、フィルム上の傷やほこりを自動補正する“Digital ICE”、大量のフィルムを一括処理する“バッチスキャン機能”などを搭載する。独自開発した自動画像補正機能“Pixel Polish(ピクセルポリッシュ)”を搭載し、逆光/露出不足/色かぶり/褪色などキーワードによる補正にも対応した。

本体前面に、パソコンのユーティリティーソフトを起動する“クイックスキャンボタン”や“マニュアルフォーカスダイアル”を配置し、直感的な操作も行なえるようにしたという。ユーティリティーソフトは、初心者向けの『簡単スキャンユーティリティ』、『標準スキャンユーティリティ』、大量のフィルムを同じ設定でスキャンできる『バッチスキャンユーティリティ』、その他のアプリケーションの4種類から選択できる。

インターフェースはIEEE1394(6ピン)とUSB 2.0に対応。電源はAC100~120V。消費電力は最大30W。本体サイズは幅65×奥行き360×高さ165mmで、設置サイズは従来モデルの約半分になった。重量は約2.5kg。35mmフィルムホルダーとスライドマウントホルダーが付属する。対応機種は、PC/AT互換機、PC98-NX、PowerPC G3以上を搭載したMacintosh。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000 Professional/XP、Mac OS X 10.2.1~10.2.3、Mac OS 8.6~9.2.2。

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