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ヤマハとフュージョンが法人向けIP電話端末で提携

2003年05月21日 16時22分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ヤマハ(株)は21日、フュージョン・コミュニケーションズ(株)とIP加入電話サービス“FUSION IP-Phone”におけるデバイスパートナーとして提携し、VoIP対応ブロードバンドルーター『NetVolante』シリーズの『RT56v』および『RTA55i』を“FUSION IP-Phone”に対応させると発表した。『RT56v』は6月中旬に、『RTA55i』は順次対応するという。

“FUSION IP-Phone”に対応することで、既存のボタン電話主装置に接続するだけで、IP電話システムを導入することが可能。外線通話が全国一律3分8円で利用できるほか、“FUSION IP-Phone”利用者同士の通話は無料となる。さらに、IP電話で発着信が可能となり、緊急通話用以外の(一般固定電話用)NTT回線が不要となるという。

同製品の導入に関しては、ヤマハのルーター販売元である住商エレクトロニクス(株)が電話設備業者、システムインテグレーターに対し販売および技術サポート業務を行なう。

ヤマハは、今後開発するVoIPルーター製品についても、順次“FUSION IP-Phone”対応としていくという。

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