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【ビジネスシヨウTOKYO2003 Vol.10】台湾SAINT SONGがSiS651搭載のPentium 4対応超小型ベアボーンPCを展示

2003年05月21日 02時47分更新

文● 編集部 小板謙次

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今回の“ビジネスシヨウTOKYO2003”で、あまり目立たないながらもブースを出していた台湾メーカー。そのなかでもユニークな製品を展示していたのがSaint Song社だ。同社はこれまでも『Espresso』や『Cappuccino G1』といった手のひらサイズの超小型“ベアボーンPC”を市場に投入して話題を集めていたが、今回もPentium 4-2.8GHzまで対応の小型ベアボーンPC『Latte 4』を新たに紹介してきた。

超小型ベアボーンPC『Latte 4』
超小型ベアボーンPC『Latte 4』。SiS651搭載マザーを採用し、Pentium 4-2.8GHzまで対応
背面『Latte 4』背面

『Espresso』や『Cappuccino G1』が横起きタイプだったのに対し、『Latte 4』は幅61×奥行き205×高さ156mmという縦置きタイプ。搭載しているマザーボードにはSiS651+SiS962といったチップセットを採用。よってFSB533に対応している。メモリーは2スロットでDDR333/266/200をサポートし、最大1GBまで対応。スリムタイプの光学式ドライブ用ベイを搭載している。HDDは2.5インチ版を搭載可能。

製品のそばに掲示されていたスペック表
製品のそばに掲示されていたスペック表。同社ではベアボーンとしてではなく、完成品としての販売も考えられると話しており、その場合はこのようなスペックになると思われる

フロントにはIEEE1394(4pin)×1、USB 2.0×2、IrDA×1、ヘッドフォン×1、マイク×1、背面にはパラレルポート×1、PS/2×2、ラインイン×1、ラインアウト×1、マイク×1、IEEE1394×1(4pin)、USB 2.0×2、ビデオ×1、SPDIF×1、10/100BASE-TX×1などとなっている。背面を見ると電源ファンらしきものがあるが、これは排気ファンで電源はAC電源を使用するとのこと。

カラーはゴールド、ピンク、バイオレットの3種類を用意
。カラーはゴールド、ピンク、バイオレットの3種類を用意してい

発売日は未定。ベアボーンPCとして小型の製品を出してきた同社だが、今回の製品はベアボーンの他、HDD、メモリなどを搭載した完成品としての販売も考えているとのこと。カラーはゴールド、ピンク、バイオレットの3種類を用意している。

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