東6ホールの大半を使った、“ビジネスソフト&システムソリューションフェア”で特に注目したいのが、コクヨ(株)とゼブラ(株)の小型手書き入力機器対決だ。
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コクヨブースでコンパニオンがしきりに“お勧め”していた『mimioPersonal(ミミオパーソナル)』 | キーボード手前の四角いものが本体。下敷きは紙を固定するためのもので、使わなくてもかまわないとのこと。紙サイズはA4以上にも対応し、最初に対角線(紙の反対の角)をペンでタッチすることでサイズを決める |
コクヨブースでコンパニオンがしきりに“お試し”を勧めていたのが、6日に発売した『mimioPersonal(ミミオパーソナル)』という製品。会議室などのホワイトボードに取り付けて、サインペンの軌跡をパソコンに取り込む“mimioシリーズ”を小型化し、付属のボールペンで紙に書くとその筆跡がパソコンに取り込まれ、さらに手書き文字認識(OCR)機能でテキストへの変換が行なえるのが特徴。ペンの位置検出を行なう本体(ベースユニット)が幅63×奥行き50×高さ23mmと小型で、会議や外出先にノートパソコンといっしょに持ち運ぶのも苦にならない。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。価格は3万9800円。
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1万7800円と低価格さが魅力の『手書きLink(リンク)』。OCR機能はなく、用紙サイズはA4まで |
一方、ゼブラは7日に発売した手書き入力機器『手書きLink(リンク)』を出展。こちらはOCR機能を持たないものの、1万7800円と低価格さが魅力。使い勝手も工夫されていて、ベースユニットに5つのバーチャルボタン(ペン先が置かれるとスイッチが機能する)が並び、ペンの太さや色をマウス操作なしに(ペンからマウスに持ち直すことなく)変更できる。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。
