デルコンピュータ、Red Hat Linux 9.0搭載ワークステーション『Dell Precision Workstation 450n』など2機種を発売

デルコンピュータ(株)は20日、ワークステーション“Dell Precision Workstation(デル・プレシジョン・ワークステーション)”シリーズの新製品として、Red Hat Linux 9.0英語版をプレインストールしたメンストリームモデル『Dell Precision Workstation 450n』とハイエンドモデル『Dell Precision Workstation 650n』の販売を6月5日に開始すると発表した。同社ではUNIXワークステーションの代替機として、教育機関、官公庁、大企業などを中心に販売する。B.T.O.に対応する。

『Dell Precision Workstation 450n』

『Dell Precision Workstation 450n/650n』は、Xeonのデュアルプロセッサーに対応し、チップセットにインテルE7505チップセット、メモリーに512MBのデュアルチャネルDDR SDRAM(PC2100)、グラフィックスカードにカナダのATIテクノロジーズ社の『FIRE GL X1 128MB』を搭載するのが特徴。48倍速CD-ROMドライブと、450nが80GB、650nが120GBのHDD(Ultra ATA/100)を内蔵する。ネットワークポートはGigabit Ethernet対応。標準で、レッドハット社の90日間インストレーションサポート(電話/Eメール)、24時間テクニカル電話サポート(Eメールサポート付き)、3年間当日オンサイト保守サービスが付属する。『Dell Precision Workstation 450n』の本体サイズは幅444.5×奥行き444.5×高さ165mm(横置き時)、重量は約18.2kg。『Dell Precision Workstation 650n』の本体サイズは幅225.8×奥行き502.9×高さ504.7mm、重量は約22.7kg。

『Dell Precision Workstation 450n』は、Xeon-2.80GHzを搭載し、価格は27万6800円。『Dell Precision Workstation 450n』は、Xeon-3.06GHzを搭載し、価格は34万5800円。同社では、今後、Red Hat Linuxをプレインストールしたエントリーモデルの販売も予定しているという。

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