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NTTデータ、日本ネットワーク・アプライアンス、日本オラクル、NTTデータ先端技術がLinuxを用いたシステムの提供で提携

2003年05月20日 16時37分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)NTTデータ、日本ネットワーク・アプライアンス(株)、日本オラクル(株)、NTTデータ先端技術(株)の4社は20日、Linuxを用いたネットワーク接続型ストレージとデータベース管理ソフトを利用システムの提供のための提携プロジェクト活動を開始したと発表した。

本日、4社のプロジェクト代表者により提携事業推進のための“プロジェクト憲章”へのサインが行なわれたほか、NTTデータの茅場町タワービル(東京中央区新川)内に、同プロジェクトのための“共同検証センター”が設置された。“プロジェクト憲章”には、今回のプロジェクトに対する4社の意思が表明されており、4社は同憲章の主旨に従い、各社の顧客に対する最適なシステムの検討を行なうという。

“共同検証センター”では、日本ネットワーク・アプライアンスや日本オラクルの製品を利用した評価環境を設置し、各顧客に対して最適なシステムの検討を行なう。同センターの運営はNTTデータ先端技術が主体となって行ない、日本オラクル、日本ネットワーク・アプライアンスの各メンバーが技術支援を実施、NTTデータがその成果を実際のシステムに生かすという。同センターで評価の対象とする主な製品は、OSがLinux、データベース管理ソフトが日本オラクルの『Oracle9i』と『Oracle9i Real Application Clusters』、NASが日本ネットワーク・アプライアンスの『NetApp Filer』シリーズ。

今後、NTTデータはさまざまなシステムへの応用や災害対策への対応など、対象システムの適用範囲を拡充するとしており、また日本ネットワーク・アプライアンスおよび日本オラクルは、それぞれの製品を通じてNASの優位性を市場にアピールし、製品の販売拡大を目指すという。NTTデータ先端技術は、提携のノウハウをNTTデータグループに横展開し、グループ全体を通してのNASに関する提案力の強化に協力すると同時に、NASに関する顧客提案力を強め、自社の売上拡大につなげたいとしている。

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