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日本HP、日本語全文検索ソフトの新バージョン『MitakeSearch V4.0』を発売

2003年05月20日 15時42分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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日本ヒューレット・パッカード(株)は20日、日本語全文検索ソフト『MitakeSearch(ミタケサーチ)』の新バージョンである『MitakeSearch V4.0』を発売したと発表した。

『MitakeSearch V4.0』では、同製品の機能を各種アプリケーションから利用できるようにするため、JavaおよびC言語のAPIを提供するライブラリーと開発用ドキュメント、開発用ライセンスをまとめた“MitakeSearch APIパッケージ”を提供する。また、初期設定やサービス追加/変更などを行なえる管理ツールや、実行環境を事前にチェックできるツール、検索ログを集計しレポーティングするツールも用意される。さらに、HTMLテンプレートを利用して検索画面をカスタマイズできるPerl CGIを提供し、MitakeSearchのウェブページから新規のHTMLテンプレートを順次公開していく予定という。

同製品は、検索ファイル数に応じ、『ワークグループモデル』(10万ファイルまで検索可能)、『スタンダードモデル』(100万ファイルまで検索可能)、『エンタープライズモデル』(500万ファイルまで検索可能)の3モデルが用意される。対応OSは、『ワークグループモデル』と『スタンダードモデル』がTru64 UNIX、Windows 2000/XP、Red-Hat Linux、『エンタープライズモデル』がTru64 UNIX。価格は、『ワークグループモデル』が100万円、『スタンダードモデル』が250万円、『エンタープライズモデル』が750万円。

また同社は、無償で利用できるフリーライセンス版も提供する。フリーライセンス版は同社ウェブサイトからダウンロード可能で、検索対象ファイルは1万ファイルまで。その他の機能は製品版と同じで、使用期限の制限もない。コピーや再配布も自由となっている。

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