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アライドテレシス、128Gbpsのバックプレーンを持つモジュール型スイッチ“SwitchBlade 4000”の受注を開始

2003年05月19日 22時17分更新

文● 編集部

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アライドテレシス(株)は19日、同社で初めてモジュール型を採用したスイッチ“SwitchBlade(スイッチブレード) 4000シリーズ”の受注を6月1日に開始すると発表した。価格は最小構成の235万4000円から。

“SwitchBlade 4000シリーズ”
“SwitchBlade 4000シリーズ”。左が10スロットシャーシ『AT-SB4108-75』、右が6スロットシャーシ『AT-SB4104-00』

“SwitchBlade 4000シリーズ”は、6スロットまたは10スロットを装備するシャーシを採用したモジュール型のスイッチ。64Gbpsのスイッチングファブリックを搭載するスイッチコントロールカードを2枚搭載でき、10スロットシャーシでは、Gigabit Ethernet(GbE)を最大64ポート、10/100BASE-TXを最大384ポート実装できる。スイッチコントロールカードは、L2/L3スイッチング、IPユニキャストルーティング、IPマルチキャストルーティング、L4まで識別可能なパケットフィルター、ポリシーベースQoSをハードウェアで処理するのが特徴。電源、スイッチコントロールカード、ラインカードはホットスワップに対応しており、電源とスイッチコントロールカードは冗長化にも対応する。本体サイズと重量は、6スロットシャーシが幅440×奥行き345×高さ400mmで約45kg、10スロットシャーシが幅440×奥行き393×高さ666mmで約64kg。管理用ポートはRS-232C、10/100BASE-TXを装備する。オプション“フィーチャーライセンス”として、ステートフル・インスペクション型ファイアーウォールも提供する。

価格は、6スロットシャーシ(AC電源用)『AT-SB4104-00』が34万8000円、10スロットシャーシ(AC電源用)『AT-SB4108-75』が59万8000円、電源ユニット(AC電源用)『AT-SB4162-70』が32万8000円、スイッチコントロールカード『AT-SB4211A』が128万円。ラインカードは、10/100BASE-TX×48の『AT-SB4311』が39万8000円、100BASE-FX×32の『AT-SB4352』が148万円、1000BASE-T×8の『AT-SB4411A』が44万8000円、GBICスロット×8の『AT-SB4441A』が48万円、1000BSE-SX(SC)×8の『AT-SB4451A』が83万8000円など。そのほか、アドバンストレイヤー3ライセンス“AT-SB4912”が20万円、ファイアーウォール/NAT機能をサポートする予定のアプリケーションライセンス“AT-SB4913”が30万円。

同社では、発売記念キャンペーンとして、6月1日から7月31日まで、6スロットシャーシを19万8000円で販売する。初年度300ユーザーの獲得を目指すとしている。

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