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日本HP、P4/Celeron搭載のビジネスデスクトップパソコン『HP Compaq Business Desktop d530/d330』を発表

2003年05月22日 12時56分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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日本ヒューレット・パッカード(株)は19日、Pentium 4-3GHz(FSB800MHz対応)搭載のミドルタワーデスクトップパソコン『HP Compaq Business Desktop d530 MT』1モデル2製品、Pentium 4-3GHz/2.80GHz(FSB533MHz)を搭載したスリムデスクトップ『d530 SF』2モデル4製品、Pentium 4-2.40BGHz(FSB533MHz)搭載のミドルタワーデスクトップ『d330 MT』2モデル4製品、Pentium 4-2.40BGHz/Celeron-2GHz(FSB400MHz)搭載のスリムデスクトップ『d330 SF』3モデル6製品を発表した。価格は8万3000円から、出荷開始は今月下旬の予定。なお、ノートパソコンと同じくデスクトップパソコンでもサブブランド“Evo”が廃止され、名称は“HP Compaq Business Desktop(コンパックビジネスデスクトップ)”に、ブランドカラーは赤から青に、それぞれ変更された。

『HP Compaq Business Desktop d530 MT』 『HP Compaq Business Desktop d530 SF』
『HP Compaq Business Desktop d530 MT』『HP Compaq Business Desktop d530 SF』

d530/d330の特徴として、筺体の異なるd530 MT/SF、d330 MT/SFでそれぞれ共通のマイクロATX仕様マザーボードを採用してコストの削減を図ったこと、d530 MTはPCI増設モジュールを搭載、PCI×5スロットを実現したこと、日本工場の生産能力を拡大することで、購入時にスペックを変更できる“B.T.O.(Build to Order)”の納期を約1週間に短縮したこと、将来の高速CPUの登場にも対応できる空冷設計を採用したこと、工具なしで内蔵ドライブやAGP/PCIカードの交換/増設が可能なこと、などが挙げられる。

d530 MT/SFは、チップセットにIntel 865Gを採用、メインメモリーはDDR SDRAM(MTおよびSFの上位2モデルはPC3200対応、SFの下位2モデルはPC2700対応)を標準512MB/最大4GB搭載可能で、ネットワーク機能は米ブロードコム(Broadcom)社のGigabit Ethernetを標準装備する。主なスペックは、HDDは80GB(MTおよびSFの上位2モデル)または40GB(SFの下位2モデル)、光メディアドライブは最大48倍速CD-ROMドライブを内蔵。グラフィックスアクセラレーターはMTが米エヌビディア(NVIDIA)社のGeForce4 MX 440をオンボードに搭載、SFはチップセット内蔵機能を利用する。

拡張スロットはMTがPCI×5(長さ31.2cmまで)、SFがPCI×2(長さ17.5cmまで)、ドライブベイはMTが5インチベイ×3(空き2)、3.5インチHDDベイ×2(空き1)、SFは5インチベイ、3.5インチHDDベイともに1つずつ(空き0)を内蔵。インターフェースは、USB 2.0×6/シリアル/パラレル/PS/2×2/アナログRGB、など。インテリジェント・マネージメント機能として、資産管理/障害管理/セキュリティー管理/コンフィギュレーション(各種設定)管理/インテグレーション管理の各チェック機構、セキュリティー機能として、内蔵モジュール類の変更を検知/防止する“不正アクセス検知”“スマートカバーロック”などを備える。

本体サイズと重量は、MTが幅167×奥行き452×高さ448mm/約14.8kg、SFが幅338×奥行き383×高さ100mm(縦置き時)/約10.1kg。プレインストールOSはWindows XP Professional SP1、もしくはWindows 2000 Professional(SP3)。

『HP Compaq Business Desktop d330 MT』 『HP Compaq Business Desktop d330 SF』
『HP Compaq Business Desktop d330 MT』『HP Compaq Business Desktop d330 SF』

d330 MT/SFは、チップセットにIntel 865Gを採用、メインメモリーはPC2700対応DDR SDRAMで、MTの上位2モデルとSFの上位2モデルが256MB、MTの下位2モデルとSFの下位4モデルは128MBで、それぞれ最大4GBまで増設可能。ネットワーク機能はBroadcomのGigabit Ethernetを標準装備(全機種共通)。主なスペックは、HDDが40GB、光メディアドライブはSFの上位2モデルのみ最大48倍速CD-R/RWドライブ、ほかは最大48倍速CD-ROMドライブを内蔵する。グラフィックスアクセラレーターはチップセット内蔵機能を利用する。

拡張スロットはMTがPCI×3(長さ31.2cmまで)、SFがロープロファイルPCI×2(長さ17.0cmまで)、ドライブベイはMTが5インチベイ×2(空き1)、3.5インチHDDベイ×2(空き1)、SFは5インチベイ、3.5インチHDDベイともに1つずつ(空き0)を内蔵。インターフェースは、USB 2.0×6/シリアル/パラレル/PS/2×2/アナログRGB、など。インテリジェント・マネージメント機能とセキュリティー機能は省略されている。

本体サイズと重量は、MTが幅175×奥行き414×高さ368mm/約11.36kg、SFが幅100×奥行き383×高さ365mm(縦置き時)/約10.09kg。プレインストールOSはWindows XP Professional SP1、もしくはWindows 2000 Professional(SP3)。

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