ブロードバンドフォーラム、およびフォーラムメンバーである(株)ロボット、プラト(株)、東日本電信電話(株)は16日、アプリケーションストリーミング配信サイト“あぷり堂本舗”のトライアルを20日に開始すると発表した。
“あぷり堂本舗”は、アプリケーションを個別にインストールすることなく、クリックするだけでレンタルできる配信サイトで、イスラエルのPixel Software Technologies社が開発した配信技術“Click'nPlay(クリックアンドプレイ)”を採用している。ユーザーが“あぷり堂本舗”にアクセスして会員登録した後、利用したいアプリケーションを選択すると、アプリケーションの起動に最低限必要なデータのみダウンロードし、それ以外のデータについてはストリーミング配信することでアプリケーションを提供できる。ユーザーは、あたかも自分のパソコンにそのアプリケーションがインストールされているかのように利用することが可能という。
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| アプリケーションストリーミング配信イメージ |
今回のトライアルは、アプリケーションのオンラインレンタルを実現するコンテンツ配信サービスの市場性を検証することを目的としたもの。また、販売サイトの“Amazon.co.jp”(アマゾン ジャパン(株))、“NTT-X Store”((株)NTT-X)と協力し、アプリケーションのレンタル期間終了時に、継続利用を目的としてアプリケーションソフトの購入を希望するユーザーを上記サイトのソフト販売ページに誘導することで、既存流通とストリーミング配信との連携による新たな流通モデルの市場性も検証するという。
トライアル開始当初のレンタル提供コンテンツは、プラトの英語トレーニングソフト『えいご漬けシリーズ』、キー入力練習ソフト『キーボードマスターシリーズ』が予定されており、利用料金は7日間レンタルで300円、30日間レンタルで1000円。なお、会員登録やお試しコンテンツは無料。トライアル実施期間は20日から9月30日まで。
