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富士通、USB 2.0対応の3.5インチMOドライブ『DynaMO 640U2 Pocket』を発売

2003年05月13日 18時37分更新

文● 編集部

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富士通(株)は13日、USB 2.0インターフェースを搭載し、バスパワーで動作する3.5インチ光磁気(MO)ディスクドライブユニット『MCN3064UB』を開発したと発表した。同日よりOEM向けの受注を開始する。サンプル価格は3万円。併せて、同ドライブユニットを搭載したMOドライブ『DynaMO 640U2 Pocket』(DMO-64PT2)の店頭販売を31日に開始すると発表した。価格はオープン。

『MCN3064UB』は、2002年9月に発表したUSB 1.1対応のMOドライブユニット『MCN3064UA』のインターフェースをUSB 2.0対応に、ディスクの回転数を毎分3000回転から4000回転に高速化したのが特徴。対応ディスクメディアは640MB/540MB/230MB/128MB。2MBのバッファーメモリーを搭載する。消費電力は2.5W以下。本体サイズは幅101.6×奥行き135.7×高さ17.0mm、重量は300g(パネルなしの場合)。コネクターはUSB(ミニB、5ピン)。

『DynaMO 640U2 Pocket』
『DynaMO 640U2 Pocket』

『DynaMO 640U2 Pocket(ダイナモ 640U2 ポケット)』は、『MCN3064UB』を搭載したポータブルMOドライブで、対応メディアやディスク回転数などの基本仕様は『MCN3064UB』と同等。電源はUSBバスパワーのほか、オプションのACアダプターを利用すればセルフパワーモードで動作可能。本体サイズは幅108.0×奥行き143.0×高さ23.0mm、重量は390g。横置きだけでなく、付属の縦置きスタンドで縦置きも行なえる。対応機種は、同社のFMVのほか、PC/AT互換機、PC98-NX、Macintosh。対応OSは、Windows XP/2000 Professional/Me/98、Mac OS 9.0.4~9.2.2、Mac OS X 10.0.1~10.2.4。Windows版のソフトとして、パソコンのシャットダウンやログオフ時に自動的にMOディスクを排出する『MOイジェクトツール』と、MOディスクが入っていなくても見つけたいファイルがどのMOディスクに入っているかを検索できる『MOWareカタログ2.0』が付属する。

同社では、発売を記念して、限定1万台に640MBのMOディスク(1枚)と、エー・アイ・ソフト(株)のデジタルカメラ画像管理ソフト『デジカメde!!同時プリント Lite for MO』を同梱するという。

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