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デジオン、ノイズ除去機能を強化した音楽用CD/DVD作成ソフト『DigiOnAudio2』を発売

2003年05月13日 16時54分更新

文● 編集部 栗山博行

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(株)デジオンは13日、音楽用CD/DVD作成ソフト『DigiOnAudio』の後継ソフトとして、MP3/WMAなどのフォーマット変換やDVD-Audioの作成、音楽データのライブラリー化、CD/DVDラベルの作成、ノイズ除去など、音楽関連の多様なニーズに対応したDVDオーディオマスタリングソフト『DigiOnAudio2』を6月27日に発売すると発表した。価格は1万2800円。DigiOnAudioユーザーへの優待販売も計画するが、優待版の価格は未定。

DigiOnAudio2は、量子化ビット数16~24bit、サンプリング周波数44.1k~192kHzでDVD-Audioの編集、ライティングを行なえるソフトウェア。DVD-Audioのほか、Audio CDやDVD-Video形式(最高24bit/96kHz)を使った音楽ディスクの作成にも対応する。DVD-Video形式を使うことで、DVD-Audioに対応しないプレーヤーでも再生可能な高音質な音楽DVDを作成できるという。

『DigiOnAudio2』『DigiOnAudio2』

DigiOnAudio2に加わった新機能は、

  • レコードの“プチ”ノイズ(クラックルノイズ)やカセットテープの“シャー”ノイズ(ヒスノイズ)の除去機能
  • 複数のソースから集めた音楽ファイルを使って音楽ディスクを作るときに、全体の音量のレベルを合わせるオートレベル補正機能

の2つ。従来機能の、連続した音声データを楽曲ごとに分ける自動曲間分割機能や、WAVE/AIFF/MP3/MP3PRO/WMA/Ogg Vorbis形式の複数のファイルを一括コンバートする機能、インターネット上の曲名データベース“CDDB”に対応したライブラリー機能、CD/DVDラベル印刷機能(ライブラリー中のアルバム名、曲名情報なども利用可能)などもサポートする。

対応OSは、Windows XP/Me/2000/98 SE。動作環境は、CPUがCeleron-600MHzまたはPentium III-500MHz以上で、メモリーは128MB以上(256MB以上を推奨)、インストールに必要なHDD空き容量は60MB。

同社によると、「DigiOnAudioでは、MP3のエンコードやDVDライティング、テープなどの旧メディアのデジタル化、ノイズリダクションなど、機能が多すぎて何をするソフトなのかユーザーに伝えることができなかった。DigiOnAudio2では、音楽CD6枚を1枚のDVDに収めることが可能で、カーナビなどでも再生できる音楽DVD-Video作成機能など、コンシューマー向けの機能を中心にユーザーにアピールしていきたい。音楽用のDVD-Videoを作成する機能を搭載したソフトは、海外を含めても数本しかない」という。

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