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キヤノン、LBP複合機『D350』やカラープリンター『N1100』など4製品を発売――“Satera”のラインアップを拡充

2003年05月08日 22時08分更新

文● 編集部

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キヤノン(株)は8日、オフィス向けのミドルレンジ製品群“Satera(サテラ)”の新製品第2弾として、小型レーザープリンター複合機『D350』『D300』を20日に、インクジェットプリンター『キヤノン オフィスカラープリンタ N1100』『同 N2100』を6月上旬に発売すると発表した。価格は、『D350』が10万8000円、『D300』が7万9800円、『N1100』が12万8000円、『N2100』が17万8000円。

『D350』
『D350』

『D350』は、コピー/プリンター/ファクスの3つの機能を搭載したレーザープリンター複合機。最大印刷サイズはA4に対応しており、解像度は最大1200dpi相当×600dpi(実解像度は600×600dpi)。コピーでは1200dpi相当、プリンターでは2400dpi相当の印刷が可能。印刷速度は毎分14枚(A4)。ファクス/コピーの読み取り解像度は600×600dpiで、本や立体物にも対応する(重量は2kgまで)。コピーはA5→A5/A4→B5などの拡大縮小のほか、50~200%(1%刻み)のズームにも対応する。連続コピーは99枚まで可能。ファクス機能はスーパーG3対応でA4を1枚約3秒で送信可能(33.6kbpsモデムを内蔵)で、A4なら最大250枚相当のメモリー受信も行なえる。インターフェースはUSBを搭載する。対応機種はPC/AT互換機。対応OSはWindows 98/Me/2000 Professional/2000 Server/XP。本体サイズは幅543×奥行き457×高さ453mm、重量は約16.1kg。電源はAC100Vで、最大消費電力は約650W。待機時消費電力は、通常スタンバイ時が約11W、ESSスタンバイ時が約6W。標準で最大50枚の自動原稿給紙に対応したADF(オートドキュメントフィーダー)や、250枚の用紙を収納できる給紙カセットを装備する。

『D300』はコピー/プリンターの2つの機能に特化した姉妹モデル。ファクス機能がないだけで、それ以外の基本機能はD350と同等。本体サイズは幅543×奥行き446×高さ347mm、重量は約14.5kg。待機時消費電力は、通常スタンバイ時が約10W、ESSスタンバイ時が約Wとなる。

『N1100』
『N1100』

『N1100』は、バブルジェット方式のインクジェットプリンターのA4対応モデル。印字ヘッドは黒(Bk)が640ノズル、Y/M/Cが各1280ノズル。解像度は最高2400×1200dpi。印刷速度は“速いモード”でA4を毎分10枚、“きれいモード”で毎分4枚となっており、カラーのDTPデータでは毎分20枚、モノクロテキストでは毎分22枚となる。インクは黒(Bk)が顔料系で、Y/M/Cが染料系を利用する。インターフェースはIEEE1284準拠のパラレルとUSB。オプションで10/100BASE-TX、IEEE 802.11bにも対応する。対応OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP、Mac OS 8.6以降、Mac OS X 10.x。本体サイズは幅465×奥行き440×高さ207mm、重量は約13kg。CPUはSH7709Aを搭載し、メモリーは24MB搭載する。電源はAC100Vで、消費電力は最大44W、待機時が15W以下。標準カセットには普通紙を250枚収納できる。

『N2100』は、A3ノビサイズに対応した上位モデル。印刷速度や消費電力、対応OSなどはN1100と同等。インターフェースは、パラレル(IEEE1284)とUSB、10/100BASE-TXを装備し、オプションでIEEE 802.11bにも対応する。本体サイズは幅587×奥行き626×高さ210mm、重量は約16kg。メモリーは32MBを搭載する。

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