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東芝、SOHO&小規模事業者向けオールインワンサーバー『MAGNIA SG30』を発売

2003年05月06日 21時45分更新

文● 編集部

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(株)東芝は6日、SOHOや小規模事業者向けのオールインワンサーバー『MAGNIA(マグニア) SG30』を同日付けで発売すると発表した。価格は18万円から。5月末に出荷を開始する。

本体俯瞰
『MAGNIA SG30』

『MAGNIA SG30』は、ファイル/プリント共有、ウェブキャッシュ、ファイアーウォール、VPN、10/100BASE-TX×7ポートのスイッチングHubなどの機能を搭載したオールインワンタイプのアプライアンスサーバー。オプションの無線LANカードを装着すれば無線LANアクセスポイントの機能も利用できるのが特徴で、無線LANのセキュリティー機能は128bit WEPやMACアドレスフィルタリングに対応するほか、IPsecによるVPN接続もサポートする。DHCP、DBNS、NATなどの機能を搭載しており、イントラネット機能として、ローカルメールや掲示板なども利用できる。運用状況をクライアントパソコンから監視できるだけでなく、本体前面の液晶ディスプレー(16文字×2行、バックライト付き)に障害発生を知らせるメッセージを表示する機能も搭載する。データのバックアップ機能として、USB接続のHDDや、ほかのパソコンのHDDにデータを保存する機能を搭載しており、スケジューリングや差分バックアップも行なえる。オプションのセカンドHDDを追加すれば、プライマリーHDDの定期バックアップも可能。

本体背面写真
本体背面

『MAGNIA SG30』には、システムインテグレーター(SI)やソフトハウスが、周辺機器の追加やアプリケーションの組み込みを行ないやすいように、USB 1.1ポート×2、PCカードスロット×3(Type II×3、またはType II×1&Type III×1)、シリアルなどのインターフェースを搭載しており、技術情報やハードウェアの診断ツール、リカバリーCDなども提供する。オンラインでソフトをアップグレードできる“ソフトウェア・アップグレードサービス”も提供するとしている。本体サイズは幅344×奥行き264×高さ68mm、重量は約5.0kg。2.5インチディスクベイ×2を用意する。電源はAC100V、消費電力は最大110W。

ラインアップは、メモリーが128MBの『SYU3881A』、256MBの『SYU3882A』、512MBの『SYU3883A』、1GBの『SYU3884A』の4モデルを用意する。HDDは40GB/80GBを搭載でき、2台まで内蔵可能(80GBのHDDは8月出荷予定)。価格は40MBのHDDを搭載した場合、SYU3881Aが18万円、SYU3882Aが19万円、SYU3883Aが21万円、SYU3884Aが25万円。

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