センドメール(株)とミラクル・リナックス(株)は、Linuxベースのメールソリューションのプロモーションで協業する。
両社は共同で、主に低価格で多くのユーザーにメールサービスを提供する企業や、グループウェアのメッセージシステムをインターネットに直接接続したくないユーザーをターゲットとした製品を提供するほか、販売促進のためのプロモーション活動などを共同で行なう。製品の販売はセンドメールおよびミラクル・リナックスのパートナー企業経由で行なわれる。
米Sendmailは、『MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1』上で商用版Sendmailの動作検証を完了し、『MIRACLE LINUX』をSendmailの認定プラットフォームとしてサポートを開始しており、今回の協業はこれを受けてのものとなる。正式にサポートされたSendmail製品は以下のとおり。
- 企業向けMTA『Sendmail Switch 3.1』
- ホスティング事業者向けMTA『Sendmail Advanced Message Server 2.1』
- LDAPサーバ『Sendmail Directory Server 2.1』
両社は今後、ハードウェアベンダーを加え、『MIRACLE LINUX』ベースのメールソリューションをバンドルしたモデルの販売についても検討しているという。
