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“GeForce FX”シリーズついに完結!“GeForce FX 5600 Ultra”搭載ビデオカードがLeadtekから!

2003年05月03日 23時47分更新

文● 増田

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「WinFast A310 Ultra TD MyVIVO」 パッケージ
「WinFast A310 Ultra TD MyVIVO」“GeForce FX”シリーズすべてが製品として登場した

 Leadtekから“GeForce FX 5600 Ultra”搭載ビデオカード「WinFast A310 Ultra TD MyVIVO」が発売された。これにより“GeForce FX”シリーズはNVIDIAの発表したすべてのチップが製品として発売されたことになる。

 一番最後の登場となった“GeForce FX 5600 Ultra”は先に登場した“GeForce FX 5600”の上位モデルという位置付けで、コアクロックが350MHz、メモリクロックが700MHzに上げられている(GeForce FX 5600はコア325MHz/メモリ550MHz)。
 また、“GeForce FX 5800”に対しコストダウンを図るためにパイプラインを簡略化し、1クロックあたりの処理数を8ピクセルから4ピクセル処理にしたという。これは先に登場した“GeForce FX 5200 Ultra”と同じで、どちらかというと“GeForce FX 5600 Ultra”は“GeForce FX 5800”より“GeForce FX 5200 Ultra”に近いモデルと言えるかもしれない。



ビデオ入出力機能を装備 4ピン電源コネクタ
“MyVIVO”モデルということでビデオ入出力機能を装備別途用意された4ピン電源コネクタを装備しているところなども同じだ

 今回発売された「WinFast A310 Ultra TD MyVIVO」の基盤や見た目も、すでに登場している“GeForce FX 5600”搭載の「WinFast A310 TD MyVIVO」に近いというよりは“GeForce FX 5200 Ultra”搭載の「WinFast A340 Ultra TD MyVIVO」と同じように見える。
別途用意された4ピン電源コネクタを装備しているところなども上記の2製品は同じだ(WinFast A310 TD MyVIVOにはない)。メッシュ状のファンカバーを使用している点などはかわらず、VRAMはDDR128MB。そのほか“MyVIVO”モデルということでビデオ入出力機能を装備する。
 現在、秋葉原のショップではどこもビデオカード売り場は“GeForce FX”シリーズで一杯の状態。入荷した製品をいかに効率よくさばくかに店員の腕がかかっており、はやくも在庫の山に囲まれて頭を抱えるショップもでてきている。価格はアークで2万9600円、TSUKUMOeX.で2万9700円、OVERTOPと高速電脳で2万9800円、コムサテライト3号店で2万9980円となっている。



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