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NEC、水冷デスクトップなど“VALUESTAR”夏モデル16製品を発表

2003年05月16日 23時32分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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日本電気(NEC)(株)とNECカスタマックス(株)は16日、デスクトップパソコン“VALUESTARシリーズ”の新製品として15機種16製品を発表した。価格はすべてオープンプライス。編集部による予想実売価格は、ファミリー向け商品のハイエンドモデル『VZ700/6F』が28万円前後、パーソナル向け商品の『VT970/6D』が42万円前後、ニュースタイル商品の『VX900/6F』が39万円前後。同時にネットワーク対応HDDビデオレコーダーの新製品、『PK-AX20』も発表された。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は12万円台半ば。

家族8人でユーザー切り替えが可能になった
――ファミリー向け商品“FZ/F/FSシリーズ”

ファミリー向け商品には、水冷機構を搭載し静音性を高めた“FZシリーズ”1機種、メモリーを512MBに増加し、DVD MULTIドライブやハードウェアMPEG-2エンコーダー搭載TVチューナーを内蔵した“Fシリーズ”2機種、17インチワイド液晶ディスプレー一体型の“FSシリーズ”2機種(カラーリングの違いによる3製品)という、5機種6製品がラインナップされている。いずれも、8人までの登録ユーザー(従来は4人まで)を顔アイコンのクリックで切り替えられる独自ユーティリティーソフト『ファミリーリング』を搭載、伝言板やカレンダー(スケジューラー)機能を持つ『ファミリーウィンドウ』では外出先からメールで書き込みが可能になるなど、ソフトウェア面での機能強化を図っているのが特徴。

『VZ700/6F』
『VZ700/6F』

ファミリー向け商品に新規投入された“FZシリーズ”の『VZ700/6F』は、CPUファンを省略し、代わりに水冷機構を採用することで、静音性を高めたミニタワーモデル(17インチSXGA表示の液晶ディスプレーを標準添付)。CPUは“ハイパー・スレッディング・テクノロジ”(HT)対応Pentium 4-2.40CGHz(FSB800MHz)、チップセットはIntel 865Gを搭載。メインメモリーはPC2700対応DDR SDRAM512MB(最大2GB)、HDDはUltraATA/100接続の160GBタイプ、光メディアドライブはDVD-R/RAM/RWの書き込み/書き換えに対応したDVD MULTIドライブを内蔵する。グラフィックスアクセラレーターは、カナダATIテクノロジーズ社のRADEON 9100搭載AGPカードを採用。ハードウェアMPEG-2エンコーダー機能搭載TVチューナーカード(地上波、音声多重放送対応)を標準装備しており、720×480ドット/8Mbps CBR(固定ビットレート)の高画質モードで約36時間40分、352×480ドット/2Mbps VBR(可変ビットレート)の長時間録画モードで約136時間の記録が可能。

通信機能はGigabit Ethernetと56kbps(K56flex/V.90対応)のファクスモデムを内蔵。拡張スロットはAGP×1(空き0)/PCI×3(空き2)/PCカード(TypeII×2またはTypeIII×1)、およびSDメモリーカードスロットとメモリースティックスロットを搭載する。インターフェースは、USB 2.0×9(本体×5、液晶ディスプレー×4)/IEEE1394(4ピン)×2/パラレル/シリアル/DVI-I/PS/2×2/ビデオ入出力/オーディオ入出力、など。

本体サイズと重量は、幅194×奥行き450×高さ390mm/約16kg。液晶ディスプレーのサイズと重量は、幅398×奥行き209×高さ403mm/約6.0kg。プレインストールOSはWindows XP Professional SP1。

『VF700/6D』 『VF500/6D』
『VF700/6D』『VF500/6D』

上位機種に17インチワイド液晶ディスプレー(パネル全面が振動し、スピーカーとして機能する“SoundVu”機能付き)、下位機種には15インチ液晶ディスプレーが付属する“Fシリーズ”の『VF700/6D』『VF500/6D』は、どちらもDVD MULTIドライブを搭載するスリムデスクトップ。CPUはPentium 4-2.40BGHz(FSB533MHz)/Celeron-2GHz(FSB400MHz)、チップセットはグラフィックスアクセラレーター内蔵のSiS 651を採用。メインメモリーはPC2100対応DDR SDRAM512MB(最大1GB)、HDDは120GBタイプを内蔵する。ハードウェアMPEG-2エンコーダー機能搭載TVチューナーカードを標準装備し、720×480ドット/8Mbps CBRの高画質モードで約26時間、352×480ドット/2Mbps VBRの長時間録画モードで約96時間30分の記録が可能。

通信機能は10/100BASE-TX対応Ethernetと56kbps(K56flex/V.90対応)のファクスモデムを内蔵。拡張スロットはPCI×2(空き1)/PCカード(TypeII×2またはTypeIII×1)を搭載する。インターフェースは、USB 2.0×6(本体×3、液晶ディスプレー×3)/IEEE1394(4ピン)×2/パラレル/DVI-I/PS/2×2/ビデオ入出力/オーディオ入出力、など。

本体サイズと重量は、幅120×奥行き373×高さ350mm/約8.5kg。液晶ディスプレーのサイズと重量は、幅516×奥行き190×高さ348mm/約7.8kg。プレインストールOSはWindows XP Professional SP1。

『VS700/6DB』 『VS500/6DA』 『VS500/6DB』
『VS700/6DB』『VS500/6DA』『VS500/6DB』

“SoundVu”機能付き17インチワイド液晶ディスプレー一体型“FSシリーズ”の新製品『VS700/6DB』『VS500/6DA』『VS500/6DB』は、液晶ディスプレー周辺の鏡面仕上げを映りこみの少ない“しぼ”タイプに変更し、CPUやHDDを強化した3製品が用意されている。CPUはPentium 4-2.40BGHz/Celeron-2GHz、チップセットはグラフィックスアクセラレーター内蔵のSiS 651を採用。メインメモリーはPC2100対応DDR SDRAM512MB(最大1GB)、HDDは160GB(VS700)および120GB(VS500)タイプ、光メディアドライブはいずれもDVD MULTIドライブを内蔵する。従来同様、ハードウェアMPEG-2エンコーダー機能搭載TVチューナーカードを標準装備し、720×480ドット/8Mbps CBRの高画質モードで約36時間40分(VS700)または約26時間(VS500)、352×480ドット/2Mbps VBRの長時間録画モードでは約136時間(VS700)/約96時間30分(VS500)の記録が可能。本体カラーは、型番の末尾が“6DB”では“スターリーナイトブラック”、“6DA”は“スノーフレークホワイト”となる。

本体サイズと重量は、幅516×奥行き193×高さ382mm/約8.5kg。プレインストールOSはWindows XP Professional SP1。

新型筺体を採用、TV機能をさらに強化
――パーソナル向け商品“T/C/Lシリーズ

パーソナル向け商品には、地上波に加えてBS/CSチューナー内蔵モデル(最上位機のみ)も追加し、TV視聴/録画機能を強化した“Tシリーズ”3機種、TシリーズからTV機能を省略したスリム筺体の“Cシリーズ”1機種、コストパフォーマンスを追求したスリムデスクトップ“Lシリーズ”4機種という、合計8機種がラインナップされている。

『VT970/6D』 『VT900/6D』 『VT700/6D』
『VT970/6D』『VT900/6D』『VT700/6D』

縦じまストライプの新型スリム筺体を採用し、全機種TVチューナー&MPEG-2エンコーダーカード内蔵の“Tシリーズ”『VT970/6D』『VT900/6D』『VT700/6D』は、上位2製品にTVチューナーを内蔵した“SoundVu”機能付き17インチワイド液晶ディスプレーが、最下位製品には“SoundVu”機能付き17インチワイド液晶ディスプレーが付属する。上位2機種では液晶ディスプレーとパソコン本体内蔵の2つのTVチューナーを活用して、全体表示のTV画面に子画面を重ねて表示する“ピクチャーインピクチャー”と、1280×768ドット表示のワイド液晶ディスプレーを1024×768ドット1画面と256×192ドット4画面(縦並び)に分けて、TV画面(もしくはビデオ入力端子の映像)を最大5画面同時表示する“ピクチャーアウトピクチャー”が利用できる。CPUはHT対応Pentium 4-3GHz/2.60CGHz/2.40CGHz(FSB800MHz)、チップセットはIntel 865Gを採用。グラフィックスアクセラレーターはATI RADEON 9100を搭載する。メインメモリーはPC2700対応DDR SDRAM512MB(VT970)または同256MBで最大2GBまで増設可能。HDDは250GB(VT970)または160GBタイプで、光メディアドライブは、最上位機のみDVD-R/RAM/RWとDVD+RW/+Rに対応した“DVDマルチプラスドライブ”を、下位2機種はDVD MULTIドライブを内蔵する。

通信機能はGigabit Ethernetと56kbps(K56flex/V.90対応)のファクスモデムを内蔵。拡張スロットはAGP×1(空き0)/PCI×2(VT970は空き0、そのほかは空き1)/PCカード(TypeII×2またはTypeIII×1)、およびSDメモリーカードスロットとメモリースティックスロットを搭載する。インターフェースは、USB 2.0×8(本体×5、液晶ディスプレー×3)/IEEE1394(4ピン)×2/パラレル/DVI-I/PS/2×2/ビデオ入出力/オーディオ入出力、など。

本体サイズと重量は、幅115×奥行き373×高さ382mm/約11kg。液晶ディスプレーのサイズと重量は、幅516×奥行き190×高さ348mm/約8.2kg(上位2機種)または約7.8kg。プレインストールOSはWindows XP Home Edition SP1。

『VC500/6D』
『VC500/6D』

“Tシリーズ”と同じ筺体でTV機能を省略した『VC500/6D』は、SXGA表示の17インチ液晶ディスプレーが付属する。CPUはHT対応Pentium 4-2.40CGHz、チップセットはIntel 865Gで、グラフィックスアクセラレーターはATI RADEON 9100を搭載。メインメモリーはPC2700対応DDR SDRAM256MB(最大2GB)、HDDは160GBタイプで、光メディアドライブはDVD MULTIドライブを内蔵する。

本体サイズと重量は、幅115×奥行き373×高さ382mm/約10kg。液晶ディスプレーのサイズと重量は、幅398×奥行き209×高さ403mm/約6.0kg。プレインストールOSはWindows XP Home Edition SP1。

『VL700/6D』 『VL570/6D』
『VL700/6D』『VL570/6D』
『VL350/6D』 『VL300/6D』
『VL350/6D』『VL300/6D』

やや丸みのあるスリム筺体の“Lシリーズ”『VL700/6D』『VL570/6D』『VL350/6D』『VL300/6D』は、最上位機(VL700)にTVチューナーを内蔵した“SoundVu”機能付き17インチワイド液晶ディスプレー、VL570にはSXGA表示の17インチ液晶ディスプレー、下位2製品にはXGA表示の15インチ液晶ディスプレーが付属するなど、バリエーションに富んだラインナップになっている。上位2製品はTVチューナー&MPEG-2エンコーダーカードを標準搭載しており、VL700は“ピクチャーインピクチャー”“ピクチャーアウトピクチャー”が利用可能。CPUはCeleron-2GHz、チップセットはグラフィックスアクセラレーター機能内蔵のSiS 651を採用。メインメモリーはPC2100対応DDR SDRAM256MB(最大1GB)、HDDは160GB(VL700)/120GB(VL570、VL350)/80GB(VL300)を内蔵。光メディアドライブは、上位3機種がDVD-R/RWドライブ、最下位機種がCD-R/RW&DVD-ROM対応コンボドライブを内蔵する。

本体サイズと重量は、幅111×奥行き361×高さ335mm/約8.5~8.7kg。液晶ディスプレーのサイズと重量は、17インチワイドタイプが幅516×奥行き190×高さ348mm/約8.2kg、17インチSXGAタイプが幅398×奥行き209×高さ403mm/約6.0kg、15インチタイプは幅360×奥行き230×高さ376mm/約6.0kg。プレインストールOSはWindows XP Home Edition SP1。

水冷機構、“DVDマルチプラスドライブ”、GbEを搭載するAVサーバー
――ニュースタイル向け商品“TXシリーズ”

ニュースタイル向け商品は、TVチューナー&MPEG-2エンコーダーカードを内蔵し、水冷機構、“DVDマルチプラスドライブ”、Gigabit Ethernetなどを標準装備する“TXシリーズ”2機種が用意されている。

『VX900/6F』 『VX100/6F』
『VX900/6F』『VX100/6F』

上位機種『VX900/6F』はSXGA表示の17インチ液晶ディスプレーが付属し、デスクトップパソコンながらIEEE802.11a/b両対応の無線LAN機能を標準装備。一方、下位機種『VX100/6F』はディスプレーレスで本体のみ(無線LAN機能はなし)となっている。両機種とも、内蔵TVチューナー&MPEG-2キャプチャー機能で録画した映像を、LAN上のパソコンから再生表示するためのAVサーバー/クライアントソフトウェア『ネットコーディネーター』をプレインストールしている(ライセンス数はサーバー1台/クライアント9台)。CPUはHT対応Pentium 4-3GHz/2.40CGHz(FSB800MHz)、チップセットはIntel 865Gを採用。グラフィックスアクセラレーターは米エヌビディア社のGeForce Ti 4800、またはATI RADEON 9100を搭載する。メインメモリーはPC2700対応DDR SDRAM512MB(VX900)または同256MB(VX100)で最大2GBまで増設可能。HDDは250GB(VX900)または160GB(VX100)タイプを内蔵する。

通信機能はGigabit Ethernetと56kbps(K56flex/V.90対応)のファクスモデム(上位機はさらに無線LAN)を内蔵。拡張スロットはAGP×1(空き0)/PCI×3(空き2)/PCカード(TypeII×2またはTypeIII×1)、およびSDメモリーカードスロットとメモリースティックスロットを搭載する。インターフェースは、USB 2.0×9(本体×5、液晶ディスプレー×4、VX100は本体の5つのみ)/IEEE1394(4ピン)×2/パラレル/シリアル/アナログRGB&DVI-D(VX900)またはDVI-I(VX100)/PS/2×2/ビデオ入出力/オーディオ入出力、など。

本体サイズと重量は、幅194×奥行き392×高さ390mm/約16kg。VX900に付属する液晶ディスプレーのサイズと重量は、幅397.3×奥行き208.6×高さ402.5mm/約6.0kg。プレインストールOSはWindows XP Professional SP1。

『PK-AX20』
『PK-AX20』

ニュースタイル向け商品の周辺機器という位置づけのHDDビデオレコーダー『PK-AX20』は、HDDを250GBに増強した上位モデルで、AX10は継続販売される。新たにWMV形式に変換する機能が追加され、Pocket PCなどを利用して通勤/通学途中にビデオを見ることができるようになった。なお、WMVのエンコードはソフトウェアで行なわれるため、変換には録画映像とほぼ同等の時間がかかる。

本体サイズと重量は、幅430×奥行き280×高さ68mm/約5.3kg。

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