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コレガ、IEEE 802.11g準拠の無線ルーター『corega WLBAR-54GT』を発売

2003年04月30日 18時00分更新

文● 編集部

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(株)コレガは30日、2.4GHz帯で54Mbpsの無線LAN規格“IEEE 802.11g”に準拠した無線ルーターの販売を5月下旬に開始すると発表した。本体カラーがシルバーの『corega WLBAR-54GT Silver』とホワイトの『corega WLBAR-54GT White』をラインアップする。PCカード型の無線LANカードをセットにした『corega WLBAR-54GT SetCBS』(Silver)、『corega WLBAR-54GT SetCBW』(White)も用意する。価格は未定。

シルバーモデル ホワイトモデル
『corega WLBAR-54GT Silver』『corega WLBAR-54GT White』
『corega WLBAR-54GT』

『corega WLBAR-54GT』は、有線WAN側の実効通信速度が89Mbps、無線部の最大実効通信速度が20Mbps以上(ともに同社調べ)という無線LAN対応ブロードバンドルーター。無線アクセスポイント部は、無線LANチップセットに米インターシル社のPRISM GTを搭載する。セキュリティー機能は、ステルスAP機能(Any接続拒否/ESS ID hide対応)を搭載し、128it/64bit WEPをサポートする。今後“Wi-Fi認定”の取得を予定しているという。ブロードバンドルーター部は、Auto MDI/MDI-X対応10/100BASE-TX×4ポートのスイッチング機能を搭載し、PPPoEマルチセッション、Unnumbered IPに対応。ルーティングはスタティックルーティングとダイナミックルーティングに対応する。セキュリティー機能は、VPNパススルー(PPTP/IPsec/L2TP)、SPI(ステートフル・パケット・インスペクション)、パケットフィルタリングなどに対応する。DHCPサーバー/クライアント機能、DMZ機能、バーチャルサーバー機能、UPnPにも対応する。

本体サイズは幅195×奥行き125×高さ37.5mm、重量は364g。縦置きスタンド、UTPケーブルが付属する。電源はACアダプターを利用する(DC12V)。消費電力は最大9.6W。各種設定はInternet Explorer 5.0以上で行なえる。セットモデルにはPCカード型の無線LANカード『corega WLCB-54GT』が付属する。

なお、IEEE 802.11g規格は現在ドラフトのため、正式承認後にファームウェアのバージョンアップで正式対応するとしている。

同社では、発売を記念して『corega WLBAR-54GT』をプレゼントするキャンペーン“むせんくんキャンペーン第3弾”をホームページで実施する。

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