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アイ・オー・データ、“XVD”対応ビデオキャプチャーカード『GV-XVD/PCI』を発売

2003年04月25日 23時39分更新

文● 編集部

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(株)アイ・オー・データ機器は25日、“XVD”に対応したビデオキャプチャーカード『GV-XVD/PCI』を5月末に出荷開始すると発表した。価格は3万7000円。“XVD(eXtended-play Video Disc)”は米DigitalStream-USA社が開発したビデオコーデック。MPEGより高品質で高圧縮率で、画質を落とさずにファイルサイズをMPEG-2の約10分の1まで小さくでき、1枚のCD-RにS-VHSクラスの画質で2時間の映像を収録できるという。

『GV-XVD/PCI』
『GV-XVD/PCI』

『GV-XVD/PCI』は、映像データ(MPEG-1/2、AVI、WMVなど)や、音声データ(MP3、WMA、WAVEなど)からXVD形式への変換/圧縮をハードウェアで実行するため、付属するリアルタイムキャプチャーソフト『I-O DATA XVD Recorder』を利用すれば、XVD形式のキャプチャーがリアルタイムで行なえるのが特徴。(株)ビー・エイチ・エーの編集ソフト『XVD Editor』も付属しており、CD-Rや記録型DVDなどにダイレクト記録することもできる。エンコーダーには米テキサス・インスツルメンツ社のTMS320C6415を採用し、入力端子は、コンポジットビデオ(RCAピンジャック)、Sビデオ(ミニDIN4ピン)、外部ライン(RCAピンジャック/ステレオ)を装備する。キャプチャーできるビデオの解像度は最大720×480ドットで、ビットレートは64kbps~3Mbps。オーディオのサンプリング周波数は32kHz、44.1kHz、48kHzで、ビットレートは32kbps、48kbps、64kbps。電源は3.3Vで消費電流は1.6A。カードサイズは幅129×高さ94mm。

アプリケーションとして、『I-O DATA XVD Recorder』、『XVD Editor』のほか、ファイル変換ソフト『I-O DATA XVD Compressor』、デジタルコンテンツ総合管理ツール『I-O DATA MediaSink』が付属する。対応機種はPCIバス(2.1/2.2)を搭載したPC/AT互換機、PC98-NXで、Celeron/Pentium III-600MHz以上、Pentium 4、Athlon/Duron-600MHz以上のいずれかのCPUを搭載したモデル。対応OSはWindows XP/2000。

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