「Siluro FX5800 DOTH Deluxe」 |
“GeForce FX”搭載のサンプル品(紙の模型)としては一番乗りをはたしたAbitだったが、市場ではまだ販売されていなかった。そんな中ついに豪華な木箱入りの“GeForce FX 5800”搭載の「Siluro FX5800 DOTH Deluxe」の販売が始まった。また同時に“GeForce FX 5200”搭載の「Siluro FX5200 DT」も発売されている。
他社より遅れての登場となったSiluro FX5800 DOTH Deluxeだが、この製品は他社製“GeForce FX 5800”搭載製品とはちがう独特の冷却機構「OTES III」を採用しているのが特徴だ。OTES IIIは同社独自の外部排熱システムで以前は“GeForce4”搭載製品にも採用されていたヒートパイプを利用した冷却機構だ。やはり外部排熱口があるためにPCIスロットを2つ消費する点は他社製“GeForce FX 5800”製品と変わらない。その他ブラケット部には排気ダクトの他、VGA、DVI、S-Video端子がつくほか、同社サイトによると搭載メモリは2nsのDDR II 128MBということだ。パッケージとなる木箱は以前サンプル展示された時のものと同じようで、引き出し式の下段にケーブルや付属CD、背に木をあしらったマニュアルが入っているところなども変わらない。価格はコムサテライト3号店で4万8980円、ス-パーコムサテライトで4万9800円となっている。
また、同時に発売されているSiluro FX5200 DTも特徴的なヒートシンクを搭載している。ファンレス仕様のヒートシンクには一部が斜めになっており、手前から見ると「ABIT」の文字が見えるというものだ。その他メモリにはNANYA製128MBを搭載している。価格はス-パーコムサテライトで1万円、OVERTOPで1万191円、コムサテライト3号店で1万480円と他社製“GeForce FX 5200”搭載と比べて比較的安価となっている。
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