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ASUSTeKがSiS660/661搭載ベアボーンPCサンプルを公開!

2003年04月25日 21時47分更新

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「AI Audio」のデモ風景
「AI Overclocking」はBIOSで設定する

 4月26日~27日の2日間、秋葉原でASUSTeKテクニカルフォーラム 2003が開催されるが、直前の本日、同社はプレス向けに新製品や近日リリースされる製品の紹介を行った。同社の最新製品と言えば、4月14日に販売開始となった“i875P”搭載の「P4C800 Deluxe」。この製品は“AIシリーズ”と名付けられた機能を搭載するのが特徴で、「AI Overclocking」、「AI NET」、「AI Audio」、「AI BIOS」といった4項目から成る。会場ではアナログオーディオコネクタの誤差しを防止する「AI Audio」について説明。誤ったコネクタにスピーカのジャックを差した場合に、Windowsのデスクトップに現れた画面によって、正しいコネクタが指示される模様をデモした。また、FSB設定クロック、メモリ電圧など個別にマニュアル設定しなくても、手軽に、しかも安全にオーバックロックを設定可能というAI Overclockingを紹介。この機能では、画面のように30%まで5%刻みでパフォーマンスを設定できる。ただしこの場合、メモリ電圧、FSB設定など個々の設定がどのようになっているかをユーザーが確認することはできない。当然、保証は通常のオーバークロックと同様なくなるので注意が必要だ。



展示されていた「TerminatorII」。この他、オレンジとベージュも取り揃える
「TerminatorII」のスペック

 一方、同社のベアボーンPC“Terminatorシリーズ”の新製品として「TerminatorII」を展示。この製品にはFSB800に対応と噂アされるSiSの未発表チップセットSiS661やXaber80相当のグラフィックスコアを内蔵するSiS660が採用される予定。カラーラインナップとしてブラックと薄いブルーのモデルが並んでいたが、この他オレンジとベージュのラインナップも取り揃える。従来のモデルとは外観も異なり、比較的オーディオライクなフェイスに仕上げられているのが印象的。またカバー付きのFDDドライブが縦に搭載されている点や、8in1のカードリーダ専用ベイなども搭載。ヒートパイプ採用のヒートシンクも採用される予定だ。6月から量産を開始し、7月には店頭に並ぶ予定。



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