各社から続々と発売されている“i875P”搭載マザーボードだが、本日Abitから「IC7-G」と「IC7」が登場した。上位モデルのIC7-GはCSAによるギガビットイーサネットを装備し、これは先日発売されたGigabyte「GA-8KNXP Ultra」「GA-8KNXP」に続く製品となる。
外観で目を引くのはチップセットに搭載されているクーラーで、「FanEQ」と文字の入った変わった形状のものを使用している。拡張スロットはAGP Pro×1、PCI×5、デュアルチャネルDDR対応DIMM×4(メモリはPC3200を4GBまで搭載可能)という構成。オンボードインターフェイスにはCSAによるギガビットイーサネット機能のほかにはサウンド、IEEE1394、Silicon Image製チップによるSerial ATA RAID機能となっている。さらに組み合わされるSouth Bridgeには“ICH5R”を採用しているため、こちらでもSerial ATA RAID機能をサポートする。他にバックパネルのコネクタにS/PDIFを入出力を備えてる点も特徴だろう。なお同社サイトによるとBIOSから各種オーバークロック設定が可能な「SoftMenuテクノロジー」も搭載するようだ。価格はコムサテライト3号店で2万6800円、スーパーコムサテライトで2万7480円、 TSUKUMOeX.で2万9779円となっている。
また同時に発売された下位モデルのIC7は最近のマザーボードでは珍しくイーサネット機能を搭載しない製品となっている。オンボードインターフェイスにはサウンド、IEEE1394と“ICH5R”によるSerial ATA RAID機能のみというシンプルな構成だ。価格はスーパーコムサテライトで1万8980円、コムサテライト3号店で1万9200円、TSUKUMOeX.で2万799円となっている。
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