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イー・アクセス、ソフトバンクBBが小畑至弘取締役CTOに対する訴えを取り下げと発表

2003年04月22日 00時00分更新

文● 編集部

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イー・アクセス(株)は22日、同社取締役CTOの小畑至弘氏に対するソフトバンクBB(株)の訴訟に関して、ソフトバンクBBが21日に訴えを取り下げたことを発表した。これは事実上イー・アクセスの完全勝訴となる。

ソフトバンクBB(旧ビー・ビー・テクノロジー(株))は2002年8月27日に、イー・アクセスの小畑至弘取締役CTOの発言(Annex AがISDNの干渉を受けやすいいこととフルオーバーラップ方式のAnnex Aが他のADSLに干渉を与える可能性があること)が、不正競争行為および不法行為に該当するものとして、3億円の損害賠償などを求めていた。これに対して、21日に、ソフトバンクBBの訴えが取り下げられたことから、小畑氏が訴え取り下げに同意することにしたもの。同日付けで同意書を裁判所に提出したという。

イー・アクセスでは、ソフトバンクBBが、国際的な技術標準や国内の技術標準の議論に影響を与えるために、裁判を継続できる財力の乏しい委員長個人に対して訴訟を提起したり、委員に内容証明郵便を送りつけたりするといった世界的に見ても類例のない行為が効果のないものであることが証明されたとしている。

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