アップルコンピュータ(株)は22日、ノートパソコン“iBook(アイブック)”の新モデルとしてPowerPC G3-900MHzと14.1インチXGA液晶ディスプレーを搭載したモデルなど計3モデルの販売を24日に開始すると発表した。価格は12万4800円から。オンラインショップの“Apple Store(アップルストア)”と販売店で販売する。
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| 12.1インチモデル | 14.1インチモデル | |
| iBookの新モデル | ||
新モデルは、CPUにPowerPC G3-900MHz/800MHz、グラフィックスチップにカナダのATIテクノロジーズ社のMOBILITY RADEON 7500(32MBビデオメモリー)を搭載し、従来モデルよりHDDの容量を増やしたのが特徴。液晶ディスプレーは12.1インチ/14.1インチXGA(1024×768ドット)を用意する。インターフェースは、FireWire 400(IEEE1394)、USB 1.1×2、10/100BASE-TX、V.92対応56kbpsファクスモデムなどを装備する。無線LAN機能“AirMac”対応のアンテナを内蔵し、オプションで無線LAN機能を追加できる。
本体サイズは、12.1インチモデルが幅285×奥行き230×高さ34mm、重量2.2kg、14.1インチモデルが幅323×奥行き259×高さ34mm、重量2.7kgで、従来モデルと同じ。リチウムイオンバッテリーを内蔵し、動作時間は12.1インチモデルが約5時間、14.1インチモデルが約6時間。小型電源アダプターが付属する。プレインストールOSは、Mac OS X v10.2、Mac OS 9.2.2。アプリケーションとして、デジタルフォト管理/共有ソフト『iPhoto(アイフォト) 2』、デジタルムービー作成ソフト『iMovie(アイムービー) 3』、デジタルミュージックライブラリー作成ソフト『iTunes(アイチューンズ) 3』が付属する。
標準システム構成として3モデルをラインアップする。『iBook 12インチ(CD-ROMドライブ)モデル』(M8758J/A)は、PowerPC G3-800MHz、12.1インチ液晶ディスプレー、MOBILITY RADEON 7500(32MBビデオメモリー)、128MBのメモリー(SDRAM)、30GBのHDD、24倍速CD-ROMドライブの構成で、価格は 12万4800円。『iBook 12インチ(コンボドライブ)モデル』(M9018J/A)は、CPUをPowerPC G3-900MHz、HDDを40GBに増やし、光ドライブをDVD-ROM＆CD-R/RWコンボドライブ(24倍速CD-R書き込み/10倍速CD-RW書き換え/8倍速DVD-ROM読み出し/24倍速CD-ROM読み出し)に変更したモデルで、価格は15万9800円。『iBook 14インチモデル』(M9009J/A)は、PowerPC G3-900MHz、14.1インチ液晶ディスプレー、MOBILITY RADEON 7500(32MBビデオメモリー)、256MBのメモリー(SDRAM)、40GBのHDD、DVD-ROM＆CD-R/RWコンボドライブに変更した上位モデルで、価格は18万4800円。
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| 『GV-1394TV/M』 |
同社では併せて、“Apple Store”において、iMac、eMac、iBook、Power Mac G4、PowerBook G4に、(株)アイ・オー・データ機器のFireWire接続のTVチューナーボックス『GV-1394TV/M』をセットで購入すると割り引きになる“TV Tuner Box(テレビチューナーボックス)付属モデルキャンペーン”を6月28日まで実施する。『iBook 12インチ(CD-ROMドライブ)モデル』(M8758J/A)では、別々に購入した場合より7300円安い14万9300円で購入できる。
