エルピーダメモリ(株)は21日、PC2700に対応した1GBのDDR SO DIMM『EBD11UD8ABDA-6B』のサンプル出荷を開始したと発表した。これはノートパソコンなどの省スペース機器向けの製品で、0.11μmプロセスの512MビットDDR SDRAMを独自のTCP(Tape Chip Carrier)技術により搭載したもの。量産開始は5月の予定。
『EBD11UD8ABDA-6B』 |
『EBD11UD8ABDA-6B』は、JEDED仕様に準拠した2バンク構成の200ピンDDR SDRAM Small Outline DIMM。0.11μmプロセスで製造したTCPパッケージの512MビットDDR SDRAMメモリー(ビット幅×8)をを16個搭載し、データレートは毎秒2.7GB(CAS Latency=2.5)。クロック周波数は166MHzでPC2700に準拠する。電源電圧は2.5±0.2VでSSTL-2インターフェースに対応。モジュールのサイズは幅67.6×高さ31.75mmで、厚さは3.8mm。