三洋電機(株)は16日、IP電話プロトコルの次世代標準とされている“SIP(Session Initiation Protocol)に準拠したIP電話機の普及モデルとして、『SIP-1800』を8月上旬に発売すると発表した。希望小売価格は3万6600円。
『SIP-1800』 |
『SIP-1800』は、SIPサーバーを利用して、1台の電話機に複数の電話番号を割り当てられるマルチラインに対応したIP電話機。外線や内線、ワンタッチダイヤルに割り当てられるラインキーを6個搭載する。本体に、保留、コールウェイティング、話中発信、三者通話などの機能を搭載するほか、サーバーと連携すれば、転送やグループピックアップなどの機能も利用できる。デザインや操作性、付加機能、音響特性などは、同社が1月に発表した上位モデル『SIP-2000』と互換性を持たせたという。電話帳は内蔵電話帳と共通電話帳(サーバー)を合わせて最大500件、発/着信履歴は各20件まで。電源はAC100VでACアダプター(DC8V)を利用する。本体サイズは幅180×奥行き215×高さ91mm。