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キヤノン、一眼レフデジカメ時代をにらんだA3プリンターなどPIXUSシリーズの新製品5機種を発売

2003年04月17日 13時03分更新

文● 編集部 栗山博行

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キヤノン(株)とキヤノン販売(株)は17日、インクジェットプリンター“PIXUSシリーズ”の新製品として、A3ノビに対応した『PIXUS 9100i』『PIXUS 6500i』『PIXUS 6100i』と、A4普及モデルの『PIXUS 470PD』『PIXUS 450i』の5機種を発表した。価格は9100iが6万9800円、6500iが5万4800円、6100iが3万9800円、470PDが2万9800円、450iが2万2800円。発売日は6500i/470PD/450iが4月末、9100i/6100iが5月末。

PIXUS 9100i

『PIXUS 9100i』
『PIXUS 9100i』

PIXUS 9100iは、6色インク(C/M/Y/K/PM/PC)を採用し、最高印刷解像度が4800×1200dpiのA3ノビ対応インクジェットプリンター。印字ヘッドは各色512ノズルで、インクドットは4pl(ピコリットル)。用紙はA3ノビ~はがきサイズに対応し、4辺フチなし印刷も行なえる。給紙枚数は普通紙100枚、はがき40枚など。印刷速度はモノクロ/カラーとも毎分6枚(A4用紙。以下同)。インターフェースはUSB 2.0(Hi-Speed)×1とIEEE 1394×1。対応OSは、Windows XP/Me/2000/98、Mac OS 8.6~9.x、Mac OS X(v10.2.1以降)。本体サイズは幅573×奥行き334×高さ196mm、重量は8kg。消費電力は印刷時24W、待機時3W。

前モデル『BJ F9000』からの機能強化点は、同社のA4プリンターの最上位モデル『PIXUS 950i』で使われている画像処理技術の採用と、4辺フチなし印刷への対応、2400×1200dpiから4800×1200dpiへの最高印刷解像度の変更など。950iには2plのヘッドが採用されているのに対し、9100iでは1世代前の4plのヘッドが使われているが、この点については「A3機のヘッドには、印刷面積が大きいためにA4機以上の耐久力と信頼性が求められる。A3機とA4機に同時に同じヘッドを搭載するのは、常に課題としてあるが、今回は信頼性を重視して4plを使っている。ただA3印刷の場合、印刷物が大きいため離れて見ることが多い。対象からある程度離れると、ドットによる違いは目立たない」という。

同社では、A4機とA3機の価格差が広がったことで、A3プリンター市場全体では弱含みを予想するが、デジタル一眼レフカメラ市場が立ち上がりつつあるため、大判で写真画質印刷ができる高級A3プリンター分野については、今後も堅調な需要を予測している。9100iは、このデジタル一眼レフ市場をターゲットとして商品化されており、“やがて来る時代をにらんだSuperPhotoA3戦略”の第1弾モデルと位置付けられている。

PIXUS 6500i/PIXUS 6100i

『PIXUS 6500i』 『PIXUS 6100i』
『PIXUS 6500i』『PIXUS 6100i』

PIXUS 6500iとPIXUS 6100iは、ビジネスシーンでの利用を主な用途としたA3ノビ対応のインクジェットプリンター。それぞれ、『BJ S6300』『BJ F6600』の後継機に位置付けられている。6500iは、Y/M/C(各256ノズル)/K(320ノズル。顔料インク使用)の4色インクを採用し、インクドットは最小5pl、最高印刷解像度は4800×1200dpi。4辺フチなし印刷にも対応する。印刷速度は、モノクロ/カラー印刷時が毎分17枚/12枚。インターフェースは、USB 2.0(Full-Speed)×1、パラレル(IEEE1284準拠、Nibble、ECP対応)×1。USB接続時の対応OSは、Windows XP/Me/2000/98、Mac OS 8.6~9.x、Mac OS X(v10.2.1以降)。パラレル接続時の対応OSは、Windows XP/Me/2000/98/95/NT 4.0。本体サイズは幅573×奥行き334×高さ196mm、重量は7kg。消費電力は印刷時33W、待機時3W。

6100iは、6500iの最高印刷解像度を2400×1200dpiに変更し、印刷速度を毎分12枚/9枚(モノクロ/カラー印刷時)としたモデル。6100iでは、フチなし印刷には対応しない。

PIXUS 470PD/PIXUS 450i

『PIXUS 470PD』 『PIXUS 450i』
『PIXUS 470PD』『PIXUS 450i』

PIXUS 470PDは、デジタルカメラからのダイレクトプリントを低価格で実現することをコンセプトに開発されたA4インクジェットプリンター。『PIXUS 850i』に採用された“スーパーフォトノズル”を搭載することで、2pl/5plの2つのインクドットを打ち分け、4色インク機ながら粒状感の少ない高画質を実現しているという。最高印刷解像度は4800×1200dpi。4辺フチなし印刷にも対応する。印刷速度は、モノクロ/カラー印刷時が毎分18枚/12枚。インターフェースは、USB 2.0(Full-Speed)×1。ダイレクトプリントの対応メディアは、コンパクトフラッシュ、マイクロドライブ、スマートメディア(MMC対応)、メモリースティック、SDメモリーカード。プリンター単体でのダイレクト印刷のほか、ダイレクトプリント時の画像処理をパソコン側にまかせて処理時間を短縮する“高速印字機能”にも対応する。対応OSは、Windows XP/Me/2000/98、Mac OS 8.6~9.x、Mac OS X(v10.2.1以降)。本体サイズは幅393×奥行き258×高さ218mm、重量は4.0kg。消費電力は印刷時16W、待機時3W。

PIXUS 450iは、470PDからダイレクトプリント用のメディアスロットと液晶ディスプレーを省いた製品。本体サイズは幅393×奥行き258×高さ202mm、重量は3.7kg。消費電力は印刷時16W、待機時2W。省スペースモデル『BJ S330』の後継モデルという位置付けで、ラインナップに追加される。

主な添付ソフトは5機種ともに共通。写真の編集やフチなし印刷に対応した写真印刷ソフト『Easy-PhotoPrint』、撮影した動画を45枚の連続写真として印刷するパラパラマンガ作成ソフト『Movie-PhotoPrint』、アルバム作成ソフト『ZoomBrowser EX』(Windows版のみ)、ウェブページのレイアウトを自動で調節し、用紙に合わせた印刷が行なえる『Easy-WebPrint』(Windows版のみ)などが付属する。

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