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インテル、FSBが800MHzのPentium 4-3GHzと875Pチップセットを発表

2003年04月15日 18時46分更新

文● 編集部

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インテル(株)は15日、FSBが800MHzに対応したCPU『インテル Pentium 4 プロセッサ 3GHz』と対応チップセット『インテル 875P チップセット』を発表した。価格は、1000個受注時の単価で、Pentium 4-3GHzが5万710円、875Pチップセット(統合型ソフトウェアRAID機能あり)が6450円、875Pチップセット(統合型ソフトウェアRAID機能なし)が6080円。出荷開始は、875Pチップセットが同日付けで、Pentium 4-3GHzが近日中の予定。

『インテル Pentium 4 プロセッサ 3GHz』と『インテル 875P チップセット』
『インテル Pentium 4 プロセッサ 3GHz』と『インテル 875P チップセット』

Pentium 4-3GHzは、800MHzのシステムバスに対応したHTテクノロジ搭載プロセッサー。パッケージは、478ピンのFCPGA(Flip Chip Pin Grid Array)を採用する。

875Pチップセットは、デスクトップパソコン向けの製品で、これまで“Canterwood”(開発コード名)と呼ばれていたもの。HTテクノロジ搭載Pentium 4専用に設計されており、プロセッサーとメモリー間のデータ転送を高速化する“インテル パフォーマンス・アクセラレーション・テクノロジ(PAT)”と、“コミュニケーション・ストリーミング・アーキテクチャ(CSA)”を採用する。グラフィックスインターフェースはAGP 8X対応で、メモリーはデュアルチャネルDDR400メモリーをサポートし、周辺機器とのインターフェースとして、統合型Hi-Speed USB 2.0や、シリアルATAをサポートする。メモリーのECCやHDDのソフトウェアRAIDにも対応する。チップセットは、1005ピンのFCBGA(Flip Chip Ball Grid Array)のMCH(メモリー・コントローラー・ハブ)の『Intel 82875P MCH』と、460ピンのμBGA(MBGA:Micro Ball Grid Array)のICH(I/O コントローラー・ハブ)の『Intel 82801EB ICH5』、『Intel 82801ER ICH5R』(RAID対応版)で構成される。

ブロック図
チップセットのブロック図

同社は併せて、パソコンメーカーやSI向けの製品として、“インテル プレシジョン・クーリング・テクノロジ”と“インテル ラピッドBIOSブート”を搭載したATXフォームファクターのデスクトップパソコン用マザーボード『D875PBZ』を発表した。

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