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CSKフィールドサービス、コンピュータウェーブ、サイトケアがサーバ管理サービスを全国で展開

2003年04月15日 16時53分更新

文● 編集部

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CSKフィールドサービス(株)、(株)コンピューターウェーブ、サイトケア(株)の3社は、CSKフィールドサービスが全国で展開するサーバ管理サービス“リモートシステムケアサービス”の提供で業務提携した。

“リモートシステムケアサービス”は、サーバのリモート管理サービスを基本に、サーバの導入やオンサイト保守サービスなどを組み合わせたサービス。基本となるリモート管理サービスには、サイトケアが開発した『Sitecare365 ASM』を使用する。

“リモートシステムケアサービス”提供イメージ
“リモートシステムケアサービス”の提供イメージ。

『Sitecare365 ASM』は、ネットワーク接続状態やトラフィックの状態、サーバ内のCPUやメモリの使用量、アプリケーションの稼働状況などを監視、管理するという製品。監視対象サーバ内部の管理モジュールと、外部の管理サーバを組み合わせて運用する。3月末に発表された“SANS”により、ファイアウォールやNAT越しでのサーバ管理にも対応できる。

サイトケアはこれまで、サーバに障害が発生するのを予防するという“プリベンティブ・サーバマネージメント”というコンセプトに基づき、『Sitecare365』シリーズの開発や同製品を利用したサーバのリモート管理サービス事業支援などを行なっている。『Sitecare365』シリーズを利用したASPサービス事業者は“Sitecare Service Provider”と呼ばれ、現在全国で18社のSSP事業者がある。今回発表された、CSKフィールドサービスの“リモートシステムケアサービス”によって、全国規模でのSSPサービス提供が可能になった。

“リモートシステムケアサービス”では、全国のリセラーを通じて顧客に販売され、管理サービス自体はCSKフィールドサービスが行なう。リセラー向けの販売はコンピュータウェーブが行ない、“リモートシステムケアサービス”と『Sitecare365 ASM』管理対象サーバライセンスをセットにして販売するほか、セキュリティソフトや業務系アプリケーション販売の際にもバンドルを推奨する予定だ。

“リモートシステムケアサービス”提供ルート
リモートシステムケアサービス”の提供ルート。

“リモートシステムケアサービス”の価格は、1サーバあたり月額7500からとなる。

今回の“リモートシステムケアサービス”開始を受け、サイトケアはSSP向けパートナープログラムに加え、全国規模でサーバ管理サービスを提供する事業者を“NSP(National Service Provider)”として支援することを発表している。同社では年内にNSPを5社まで拡大することを目指すとしている。

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