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プレクスター、最大52倍速書き込みのCD-R/RWドライブ2製品を発売

2003年04月14日 21時53分更新

文● 編集部 内田泰仁

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プレクスター(株)は14日、CD-R書き込み52倍速の内蔵用CD-R/RWドライブ『PlexWriter Premium』および外付け用『PlexWriter Premium-U』を発売すると発表した。発売時期は、内蔵用が4月末、外付け用が5月下旬。価格はいずれもオープンプライスで、編集部による予想実売価格は内蔵用が1万9000円前後、外付け用が2万3000円前後。

内蔵用『PlexWriter Premium』外付け用『PlexWriter Premium-U』

内蔵用の『PlexWriter Premium』はインターフェースにATAPI(UltraATA/33)、外付け用『PlexWriter Premium-U』はUSB 2.0/1.1を採用。インターフェースの違い以外のスペックは両モデルとも同等で、CD-R書き込みは最高52倍速、CD-RW書き換えは最高32倍速、CD読み出しは最大52倍速。バッファーメモリーは8MB搭載し、アクセスタイムは65ms。各社メディアに対応する書き込みストラテジーの合わせ込みや、電源部の強化、短波長レーザーダイオードを使用した専用ピックアップ搭載、内部クロック精度を高めた専用エンコード/デコードICの採用など、内部部品の品質にも徹底的にこだわっているという。付属ソフトは、ライティングソフト『Nero5.5』『neroEXPRESS』、パケットライトソフト『InCD』、同社製品に初めてバンドルされるユーティリティー群『PlexTools Professional』。

従来製品から強化された点として、書き込み/書き換え/読み出し速度のほか、

  1. エラーレートや書き込み品位をチェックする“Q-Check”
  2. 静穏駆動化を図るために最高速度などのパラメーターを変更する“SilentMode”
  3. データを書き込んだCD-Rにセキュリティー機能を付加する“SecuRec”(CD-R専用機能)
  4. 最小1/1.4倍まで線速度を遅くすることで、従来のCD-Rの最大1.4倍のデータを記録する“GigaRec”(700MBメディアに約980MB記録可能、CD-R専用機能)

といった機能を新たに搭載した。これらの機能は付属の『PlexTools Professional』上で使用する。なお、“GigaRec”で記録したメディアを再生できるドライブについては、プレクスターのテスト結果をウェブサイトなどで公開予定だという。

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