エヌ・アール・アイ・サイバーパテント(株)は10日、エヌ・アール・アイ・セキュアテクノロジーズ(株)と共同で、インターネット経由で最新の特許データを安全に取得できるサービスを11日に開始すると発表した。
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サービス概念図 |
同社はインターネット特許情報サービス“NRIサイバーパテントデスク”において、ウェブによる検索機能と、電子メールを利用した最新特許情報の自動検索機能“SDI(Selective Dissemination of Information)”を提供してきている。SDIは、あらかじめユーザーが登録したキーワードから、特許庁の新着公報を自動検索し、ユーザーにその結果を電子メールで通知するサービスで、これまでヒット件数だけを通知していたものを、今後、ヒットした特許情報の抄録をPDF化し、NRIセキュアが提供するセキュアーファイル交換サービス“クリプト便”を利用してユーザーに配信するとしている。
同サービスは、ユーザーからのセキュリティーに関する要望に応えて提供するとしており、料金は発生しない。なお、抄録情報については、通常の検索から取得した場合と同額の課金となる。
