インタービデオジャパン、DVDプレーヤー『WinDVD Platinum』を発売――“DTS-ES”と“DolbyDigital EX”に対応
2003年04月10日 23時01分更新
インタービデオジャパン(株)は10日、DTS-ES&DolbyDigital EXに対応したDVDプレーヤーソフト『WinDVD Platinum(ウィンディーブイディー・プラチナム)』を25日に発売すると発表した。価格は8800円。アップグレード/乗り換え版は4980円。
『WinDVD Platinum』 |
『WinDVD Platinum』は、サラウンド再生システムとして、米DTS(Digital Theater Systems)社が開発した“DTS-ES”と、米Dolby Laboratories社が開発した“DolbyDigital EX”を搭載した最上位版。液晶ディスプレーに適した画質に調節できるシャープ(株)のカラーマネジメント技術“Movie Effector II”を搭載し、24bit/96kHzのリニアPCMオーディオをサポートする。2スピーカーで5.1サラウンドを再生するための機能として、“ドルビー・バーチャル・スピーカー(DVS)テクノロジー”と、0.1チャンネルの重低音をメインスピーカーに出力する“LFE(Low Frequency Enhancement)ミキサー”を搭載するほか、ステレオ音源から5.1/7.1ch再生を行なう“ICEサラウンド”、“Dolby Pro Logic II”、DSPオーディオエフェクト、DVDを見ながら語学の学習ができる“LanguageMate(ランゲージメイト)”などの機能を搭載する。HDDからのDVD-Videoイメージ再生や、TV出力、MPEG-4対応のDivXファイルの再生にも対応した。DVDからの静止画キャプチャーやサムネイル表示も可能。
プレーヤー画面 |
再生可能形式は、DVD-Video、VCD 2.0、SVCD、オーディオCD、DVD-RAM/DVD-RWのVRフォーマット。ビデオはASF、ASX、AVI、MPG、MPEG、M2V、VOB、DATに、オーディオはAC3、DAT、M2A、M2P、MPG、MPEG、MP3、M3Uに対応する。対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000 Professional/XP。対応機種はCeleron-450MHz以上を搭載したモデル。同社ではハイエンドオーディオカードのユーザーなどをターゲットに販売する。
同社は併せて、“InterVideo”ブランドの製品の販売チャネルを一本化することも発表した。これまで一部の製品を販売してきたカノープス(株)が販売した製品のサポートは、今後、同社が引き継ぐことになるという。