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サン・コミュニケーションズ、AirH”対応のブロードバンドルーター『Rooster』を“@FreeD”にも対応化

2003年04月03日 23時15分更新

文● 編集部 内田泰仁

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(株)サン・コミュニケーションズは3日、2002年11月より販売している、AirH”とブロードバンド回線に対応したルーター『Rooster(ルースター)』(SC-RS3DH)を、(株)NTTドコモのPHS定額制データ通信サービス“@FreeD”に対応させることを発表した。

『Rooster』(SC-RS3DH)

『Rooster』は、ADSL/CATV/FTTHによるインターネット接続(PPPoE対応)と、DDIポケット(株)のワイヤレスデータ通信サービス“AirH””対応カードを装着して、32/128kパケット方式による“つなぎ放題コース”またはフレックスチェンジ方式による“ネット25”を利用することで、同製品に接続された複数のパソコンから同時にインターネットアクセスが可能となるルーター。WAN側の実効スループットはFTP測定値で最大80Mbps。ファイアーウォール機能として、MACアドレスフィルタリング、IPフィルタリング、ポートフィルタリング、“SPI(ステートフルパケットインスペクション)プラス機能”を持つ。

『P-in Free 1S』(左)と『P-in Free 1P』(右)。『Rooster』に接続するには、両製品付属のPCカードアダプターを介する必要がある

“@FreeD”に対応させるには、ファームウェアのアップグレードが必要で、“@FreeD”対応ファームウェア“SRT0713E”は、3日よりサン・コミュニケーションズのウェブサイトにて無償で配布される。また、5月からは“@FreeD”対応したファームウェアを搭載するモデルが出荷される予定。『Rooster』がサポートする“@FreeD”対応カードは、『P-in Free1P』と『P-in Free1S』の2製品。いずれも“@FreeD”64/32kbps接続のほか、PIAFS 64/32kbps接続もサポートする。また、『P-in Free1S』を利用した場合は、9600bpsデータ通信と“DoPa”の28.8k/9600bps接続にも対応するが、利用するにはNTTドコモの別売りオプションが必要となる。

また、今回のファームウェアでは、使用可能なモバイルデータ通信カードの対応機種の追加が行なわれており、上記の“@FreeD”対応カードのほか、『P-in』『P-in comp@ct』『P-in m@ster』『P-in memory』『CH-S201P/TD』(以上PIAFS 64/32kbps接続)、『FOMA P2401』(384kbpsパケット通信/64kbpsデータ通信対応)が新たに使用可能になっている。

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