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米Oracle、ISV向けにLinuxアプリケーション開発支援プログラムを開始─UnitedLinux設立メンバー4社もサポートを提供

2003年04月02日 00時00分更新

文● 編集部

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米Oracleは、同社が展開している“Unbreakable Linux”キャンペーンの一環として、ISVに対する資金、技術、マーケティング支援を行なう“Unbreakable Linux Partner Initiative”を開始した。

“Unbreakable Linux Partner Initiative”は、ISVに対しアプリケーション構築のための技術支援やサポート、ソリューションを拡販するための営業報酬やマーケティング資金の提供を行なうというもの。開発したソリューションは『“Powered by ”Oracle Unbreakable Linux』ブランドで販売される。そのほかのおもなサービスは以下のようになる。

  • Oracleとパートナー企業によるLinux版アプリケーションのテストとチューニング
  • Linux版Oracle製品のトレーニング、研修、ワークショップへの参加
  • 移行支援ツールの利用

“Unbreakable Linux Partner Initiative”には、ISV向けネットワークサービス“Oracle Partner Network”を通じて参加する必要がある。“Oracle Partner Network”に参加するには、最低でも“Oracle Master Gold”取得エンジニアが2名以上在籍していること、事業内容や計画の提出、年会費10万円の支払いが必要となる。なお、日本国内での“Unbreakable Linux Partner Initiative”展開については未定だ。

“Unbreakable Linux Partner Initiative”の開始に合わせ、ブラジルConectiva、米The SCO Group、独SuSE Linux、ターボリナックス(株)は、“Unbreakable Linux Partner Initiative”参加ISVに対する特別サポートプログラムや特別割り引きといったサービスを提供すると発表した。4社が提供するおもなサービスは以下。

  • サポートプログラムの割り引き
  • 開発者向けトレーニングコース、Oracle対応トレーニングコースに関する割り引き
  • 各社のパートナープログラムへの参加
  • ポーティング、マイグレーションの割り引き
  • 共同イベントやワークショップの開催
  • 共同マーケティング

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