このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

【一足先に目撃!!】液晶ディスプレーが回転するFOMA『P2102V』

2003年04月01日 20時19分更新

文● 編集部 伊藤咲子

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

“製品レビュー”や“携帯24”、各雑誌で掲載予定の話題の新製品を、ASCII24編集部、携帯24編集部が入手した直後に各部の写真で一足先にレポートする「写真で見る話題の新製品 【一足先に目撃!!】」。今回は3月15日に発売されたNTTドコモのFOMAサービスに対応端末『P2102V』のファーストルックをお届けする。

本体とクレードル
『P2102V』(充電器にセットしたところ)。本体カラーはシルバー/レッド/ブラックの3色が用意されている。写真はレッドモデル


『P2101V』と大きさ比べ 『P2101V』と大きさ比べ
前機種『P2101V』(白とブルーの筐体)と大きさを比較。厚みが35mmから25mmまで薄型化された


ノーマルスタイル ムービースタイル
『P2102V』は、液晶ディスプレー上側に10万画素のCMOSカメラ(以下、フロントカメラ)、ヒンジ部の軸の先端に約31万画素のCMOSカメラ(以下、サイドカメラ)を搭載する。サイドカメラを使うには、二つ折りの状態から約90度開き、液晶ディスプレーを向かって右方向に約135度ひねる。この状態を、メーカーは“ムービースタイル”と呼んでいる


サイドカメラ(閉) サイドカメラ(開) サイドカメラで撮影
サイドカメラにはレンズカバーが付いている。“ムービースタイル”にしているときは、待受け時にレンズカバーをスライドさせると、サイドカメラが自動的に起動する。ちなみに、“ムービースタイル”以外の時にサイドカメラは起動しないので、一番右の写真のようなスタイルでサイドカメラによる撮影はできない


本体右側面 本体左側面
本体右側面本体左側面
本体右側面には、サイドカメラを使うときに使用するシャッターボタンや、モード切替ボタン(上下の三角印のボタン)が装備されている。シャッターボタンを押し込むと、その名の通り撮影ができる。また、「T」と書いてある方向に倒すと望遠、「W」の方向に倒すと広角といった具合に、ズーム倍率を変更できる。サイドカメラの最大倍率は3.3倍


フロントカメラで撮影 フロントカメラで撮影2 SDカードスロット
フロントカメラで自分を撮影(プレビュー中)撮影した自分の画像を保存SDカードスロットを装備
フロントカメラで自分を撮影。プレビューをしている時は鏡のように映るが、標準では、保存をする際に反転する。記録した画像は、本体のメモリーのほかSDカードにも記録できる


人物の肌色がきれいに出ている 接写
人物桜を接写。手前中央の桜のピントが多少合っていないが、「桜が咲いた」という情報を友達に写真で教えたい場合などには、十分に迫力を伝えられるだろう
風景1 風景2
桜並木(風景1)より引き気味に桜並木を撮影(風景2)。太陽が少し陰っていたせいか、桜並木の写真(風景1、2)は、落ち着いた色調になった
『P2101V』は、「風景」「ナイトモード」「人物(ポートレートモード)」「接写」といった撮影モードが用意されている。撮影補助用のモバイルライトは装備していないが、例えば太陽光の下であれば、リストのような写真が撮れる


動画撮影
“ムービースタイル”で動画を撮影。画面左下、電池残量を示すアイコンの隣に、さまざまな設定が6つのアイコンで表示されている。左から順にその意味は「動画撮影モード」「176×144ドット(QCIF)の撮影サイズ」「標準の録画画質」「ポートレートモード」「照明下での撮影」「外部出力可能」。また画面右下の「REC TIME」というアイコンは録画時間、「MEMORY」というアイコンはメモリの使用状況を示している。QCIFサイズで、標準モードの撮影の場合は、1回につき約15秒撮影できる(「録画制限なし」の設定にすると約120秒撮影できる)


TV電話1 TV電話2 TV電話3
(1)テレビ電話の発信/着信時には、テンキー左下のカメラボタンを使用する(2)右の端末から左の端末にテレビ電話を発信(3)着信型の端末(写真左)は、この状態の時にカメラボタンを押すと、自分のカメラ画像で応答できる
TV電話4 TV電話5 TV電話6
(4)TV電話が繋がった。テレビ電話中に、ズームの倍率や画像の明るさ、ホワイトバランスなどを設定できる(5)テレビ電話中に“ムービースタイル”に切り替えることもできる(6)前機種と同じく、自分のカメラ画像をOFFにしたり、相手のカメラに代替画像を表示させることもできる
2台の『P2102V』でTV電話


TV電話で英会話テレビ電話で英語教師と会話を試みた。ハンズフリーでは、自然に話し声が大きく、話す速度がゆっくりになってしまう。しかし、そのせいか、英会話が苦手な筆者でも対話が成立!! 画像と音声のタイムラグも気にならなかった


前へ 1 2 次へ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中