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初の“Xabreオンボード”マザーがECSから発売!

2003年03月29日 00時00分更新

文● 水野

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「L4VXAG」。これまでのECS製品とはうってかわったパッケージだ

 SiS製GPU“Xabre”をオンボードにしたという極めてユニークなマザーボード「L4VXAG」がECSから発売された。



Xabreオンボード! マニュアルより
本体 GPU部分
“Xabre”をオンボードとしたマザーは史上初。マザーの中央にグラフィックカードが居座るようなその姿は極めて特異だ

 搭載するのは“Xabre 200”で、North Bridgeの下、通常ならばAGPスロットがある位置に置かれている。コア/メモリクロックは200MHz/200MHz(DDR 400MHz)。VRAMも64MBのDDR SDRAMがマザーボード上に実装されている。また、さらに64MB分のメモリ用空きパターンも用意されており、GPUの周りをメモリパターンが囲むというデザインはグラフィックカードそのもの。AGPスロット、PCIスロット数本分を排除し、その代わりにXabreカードの基板パターンを収めたともいえそうなその姿はなかなか異様なものがある。
 チップセットは久々の新製品の登場となるPentium 4用の“P4X400”。FSB533MHz、PC2700(DDR333) DDR SDRAMをサポート。かなり大柄なマザーボードではあるが、Xabreにスペースを取られた関係か拡張スロットはPCI×3、DIMM×3と控えめ。イーサネット機能とAC'97オーディオがオンボードとなっている。価格はスーパーコムで1万2880円、TSUKUMO eX.で1万3799円。



【取材協力】

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