(株)バーテックスリンクとサイボウズ(株)は27日、大規模向けポータル型グループウェア『サイボウズ ガルーン』と『Remote Secure Gateway for サイボウズ ガルーン』を連携させるセキュアーなリモートアクセス分野で協業すると発表した。両社は今後、製品、マーケティングの両面で協力する。
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| 『Remote Secure Gateway for サイボウズ ガルーン』 |
『Remote Secure Gateway for サイボウズ ガルーン』は、モバイル向けコンテンツ変換サーバー『CAFEMOON C3GATE Server』(カフェ・ムーン シー・スリー・ゲート・サーバー)をベースに、インプローブ・ネットワークス(株)とバーテックスリンクが共同開発した製品。『Remote Secure Gateway for サイボウズ ガルーン』用サーバーをプロキシーとして利用することにより、『サイボウズ ガルーン』用サーバーをDMZ(非武装地帯)に配置しなくてもリモートアクセスできるようになるほか、不正アクセス防止やSSL(https)による通信などのセキュリティー機能も利用可能。モバイル向けコンテンツ変換機能を搭載していることから、iモード、 EZweb、J-SKY、PHS、Lモードなどのモバイル端末からのアクセスも可能になるとしている。また、4月に開始予定のDDIポケットのPHS通信サービス“AirH” PHONE”にも対応するという。
『Remote Secure Gateway for サイボウズ ガルーン』の価格は、72万円(30ユーザーを含むサーバーライセンス)で、次年度以降は12万円。追加サーバーライセンスは48万円で、次年度以降は8万円など。製品には年間保守(テクニカルサポート/機種データベース更新/リビジョンアップサービス)が含まれる。販売開始は4月18日で、6月下旬には『サイボウズ ガルーン』との連携を強化し、セキュリティーを高めたリモートアクセス機能なども提供する予定。
