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EMCジャパン、ATAとFCを統合したストレージソリューション“ATA対応CLARiX”を発表

2003年03月26日 18時35分更新

文● 編集部

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イーエムシージャパン(株)は26日、ATAディスクドライブとFibreChannel(FC:ファイバーチャネル)ディスクドライブを統合したミッドレンジのストレージシステム“ATA対応CLARiX(クラリックス)”を発表した。併せて、サーバーレスでデータ移動を一元管理するソフト『SAN Copy』の提供も発表した。

“ATA対応CLARiX”は、これまでテープ装置で行なっていた大容量データのバックアップを、低価格のATAディスクドライブで行なうシステム。テープに比べて、バックアップ時間を33%短縮でき、リストアー時間を80%短縮できるだけでなく、バックアップされているデータをオンラインに近い環境で利用できるのが特徴。

ATA対応CLARiX製品は、同社の直接販売と、販売チャネルの(株)ITサービス、伊藤忠テクノサイエンス(株)、キヤノン販売(株)、新日鉄ソリューションズ(株)、日本ストラタステクノロジー(株)、三井物産(株)や、EMC製品を取り扱うコンピューターメーカー、インテグレーターが販売する。

『SAN Copy』は、サーバーベース方式ではなく、ストレージベース方式を採用したソフトで、サーバーやアプリケーションに負担をかけずに、最大で1時間あたり4TB(テラバイト)の高速データコピーが行なえるのが特徴。“CLARiX”製品とハイエンド向けのストレージ製品“Symmetrix”間のデータ移動を一元的に管理できるとしている。

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