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NTT都市開発、シングルモード光ファイバーを全戸に2芯敷設した都市型新築マンションを供給

2003年03月25日 21時54分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は25日、(株)エヌ・ティ・ティ エムイーの技術協力を得て、近未来の共同住宅(マンション)情報化標準として、情報家電化やブロードバンド時代に対応する環境を備えた都市型マンションを供給すると発表した。

『ウェリスリビオ新御徒町』『ウェリスリビオ新御徒町』

第1弾として、12月に分譲開始予定の『ウェリスリビオ新御徒町』(51戸:東京台東区)に、2芯のシングルモードの光ファイバーを各戸まで敷設し、100Mbpsのインターネット常時接続サービスを月額2480円で提供する。インターネットサービスにはNTT-MEのマンション向けソリューションサービス“WAKWAKピアル”を利用。また、2芯利用できることから、もう1芯をBフレッツ対応のIP電話サービスや将来のデジタル放送など、ほかの用途にも利用できるとしている。

同社では、入居者への告知や、周辺地域の“食べる”“遊ぶ”“医療”などの生活に密着した情報を提供する地域情報ポータルサイトの提供なども検討するとしている。また、通信速度の設備上の上限が実質的になくなることから、将来のGigabitやTerabitの超大容量コンテンツにも対しても設備投資が不要となり、専用線的な利用も可能となるとしている。

なお、『ウェリスリビオ新御徒町』内の1部屋をモデルルームとして公開する。公開時間は午前10時から午後6時まで(土日を含む、水曜定休)。

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