エーオープンジャパン/AOpen、日本エリートグループ/ECS
実売1万2000円前後
実売1万円前後
DDR400とAGP 8x対応で低コストな注目ボード
――AOpen AX45-8X Max
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写真1 高機能と低価格を両立する「SiS648」を採用。シリアルATAやRAIDが不要ならお買い得。 |
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【春の集中“自作”講座】「マザーボードのスペックを読む」。写真をクリックすると当該記事に移動します。 |
SiS648搭載マザーは、その豪華なスペックのわりに価格がお手頃な点が最大のメリットだろう。この「AX45-8X Max」もDDR400/AGP 8x/UltraATA/133/USB 2.0/IEEE1394をサポートする。SiS648は本来DDR333までのサポートだが、独自にDDR400に対応。本ボードのIEEE1394はSiS963の機能を用いており、PHYチップとして、AGERE「FW802A」を搭載するが、Ethernet機能はRealtekのコントローラチップ「RTL8100B」で実現する。
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写真2 IEEE1394コントローラはSiS963に内蔵され、PHYチップにはAGERE「FW802A」が用いられている。搭載ポート数は2。 |
このほか、AOpenならではの特徴として、音声でPOSTエラーを報告する「Dr.VoiceII」とオンボードスピーカ、POST失敗時に自動的に再起動して初期FSBに戻す「Watch Dog Timer」などが用意されている。
AX45-8X Maxの主なスペック |
製品名 |
AX45-8X Max |
チップセット(North/South Bridge) |
SiS SiS648/SiS963 |
メモリソケット |
DDR DIMM×3(最大3GB) |
拡張スロット |
AGP×1、PCI×6、CNR×1(PCIと共用) |
FSBクロック |
100~248MHz(1MHz刻み、BIOS) |
メモリクロック |
FSB100MHz設定時 FSB:メモリ/1:1、3:4、3:5、1:2
FSB133MHz設定時 FSB:メモリ/4:3、1:1、4:5、2:3(BIOS) |
CPUコア電圧 |
1.100V~1.850V(0.025V刻み、BIOS) |
DIMM電圧 |
自動 |
ボードサイズ |
305(H)×220(W)mm |
1万円を切る超低価格が魅力のMicroATXマザー
――ECS L4S5MG/651+
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写真3 メモリソケットは2本で、最大搭載量は2GB。Ethernet用にRealtek「RTL8100」を採用。 |
SiSのビデオ機能内蔵チップセット「SiS651」を採用したECS「L4S5MG/651+」は、なんといってもその価格が最大の魅力だ。IDE RAIDなどの機能を持たないものの、まずまずの3D性能を持つビデオ機能やEthernet機能などを装備しながら、店頭では1万円以下で入手できることが多い。オーバークロック設定もほとんどないので、手軽かつ省コストで小型セカンドPCを組み立てたいといったユーザーに向いているだろう。
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写真4 OEM向けなのか表面の刻印は違うものの、中身は「SiS651」。“FSB 533MHz対応”が、以前のSiS650との最大の違いとなる。 |
South Bridgeに用いられている「SiS962L」は、SiS651のFSB533MHz対応に合わせて登場したチップで、UltraATA/133とUSB 2.0にも対応している。なお、IEEE1394コントローラを内蔵する「SiS962」というバージョンも存在する。
L4S5MG/651+の主なスペック |
製品名 |
L4S5MG/651+ |
チップセット(North/South Bridge) |
SiS SiS651/SiS962L |
メモリソケット |
DDR DIMM×2(最大2GB) |
拡張スロット |
AGP×1、PCI×3、CNR×1(PCIと共用) |
FSBクロック |
100、133MHz(BIOS) |
メモリクロック |
FSB100MHz設定時 FSB:メモリ/1:1、3:4、3:5
FSB133MHz設定時 FSB:メモリ/4:3、1:1、4:5(BIOS) |
CPUコア電圧 |
自動 |
DIMM電圧 |
自動 |
ボードサイズ |
244(H)×244(W)mm |