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東芝、ホームロボットのコンセプトモデル“ApriAlpha”を発表

2003年03月20日 21時03分更新

文● 編集部

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(株)東芝は20日、会話で人とコミュニケーションしたり、あらかじめ登録した人を認識したりできるホームロボットのコンセプトモデル“ApriAlpha(アプリアルファ)”を試作したと発表した。4月3日からパシフィコ横浜で開催される“ROBODEX2003”に展示する。

“ApriAlpha”“ApriAlpha”

“ApriAlpha(アプリアルファ)”は、ホームネットワークに接続された各種機器と人間の仲立ちとなり、誰もが簡単に機器を操作できる“ヒューマンインタフェース”としての“ロボット情報家電”をコンセプトとして開発したもので、音声認識と音声合成で人と会話したり、画像認識により登録者を認識できる機能を搭載する。さらに、CPUやOSに依存しないで後からさまざまな機能を追加できるように、分散オブジェクト技術による“オープン・ロボット・コントローラ・アーキテクチャー(ORCA)”を採用したのが特徴。

“ApriAlpha”は、基本機能として、“コミュニケーション機能”、“通信機能”、“運動機能を搭載する。“コミュニケーション機能”は、声で指示を受ける“声による指示”、呼びかけると声のした位置を特定してそばまでやってくる“声の検知”、メールの読み上げも行なえる“スピーチ”、100人までの顔を認識できる“顔の認識”など搭載しており、認識した人について行くといったことも可能。“通信機能”は、IEEE 802.11b準拠の無線LAN、あるいはFOMA対応携帯電話とiモードを利用し、本体に内蔵したCCDカメラの映像を情報端末/携帯電話に転送して遠隔監視したり、手動で各種操作を行なったりできるほか、ホームサーバーを経由してBluetooth対応のネットワーク家電などをコントロールすることも可能。家電用の赤外線リモコンとしての機能も搭載する。“運動機能”では、室内地図データから経路を自動生成して指定ポイントの巡回監視を行なう“巡回監視”や、超音波センサーによる障害物の自動回避などが可能。

本体サイズは幅350×奥行き350×高さ380mmで、重量は約9.5kg。移動速度は毎秒50cm。主電源として高出力リチウムイオン電池を内蔵し、約2時間の連続駆動が可能。主電源用バッテリーの充電を行なう補助電源として“ダイレクトメタノール型燃料電池”も外付け型として用意する。

同社では、メーカーや大学、研究所などに対してORCAの採用を呼びかけるとしており、将来的には“ApriAlpha”に家事の支援や介護、軽作業を行なう機能を付加し、高齢者や家族が安心して暮らせるパートナーに発展させたいとしている。

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