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ASUSTeK「X Series」の残る3製品が一斉に発売

2003年03月15日 21時33分更新

文● 水野

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X Series

 12日に初登場したASUSTeKの低価格マザー「X Series」。全4種類のうち12日に発売されたのは“KT400”マザー「A7V8X-X」のみだったが、残る3製品も14日より一斉に販売が開始されている。“i845D”の「P4XP-X」、“SiS648”の「P4S8X-X」、“SiS645DX”の「P4S533-X」というラインナップだ。



X Series

 「P4XP-X」のベースとなったのは「P4B266」だが基板には大幅に手が加えられており、最大の特徴はDDR SDRAMと(SDR)SDRAMの両方に対応しそれぞれDIMMスロットが2本ずつ設けられている(最大容量はいずれも2GB)こと。このところ流行しているDDR SDRAM/(SDR)SDRAM両対応マザーだが、i845マザーではこれが初。
 PCIスロットは6本から5本に減少しており、オンボードで搭載する機能も6チャンネルオーディオとイーサネット機能とシンプル。ただしブラケット部にモジュールを装着する形でS/PDIFが新たに追加されている。



一斉に登場

 残る2製品はいずれもSiS製チップセットを搭載するPentium 4対応製品。「P4S8X-X」のベースは「P4S8X」、「P4S533-X」のベースは「P4S533」となる。
 いずれも一世代前のチップセットながら“Hyper-Threading”に対応しているのが大きな特徴。拡張スロットはAGP×1、PCI×6で「P4S8X-X」はAGP 8Xに対応。DIMMスロットは「P4S8X-X」がDDR SDRAM用×3、「P4S533-X」は「P4XP-X」同様DDR SDRAM用×2+(SDR)SDRAM用×2。オンボード機能は6チャンネルオーディオ、イーサネット機能、S/PDIF。
 価格は「P4XP-X」がスーパーコムで8680円、「P4S8X-X」がスーパーコムで1万350円、T-ZONE.AKIBA PLACEで1万800円、「P4S533-X」がスーパーコムで8800円、T-ZONE.AKIBA PLACEで8980円といずれも非常にお手ごろとなっている。



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