昨年10月ファンレスヒートシンク「ZERO-1」としてスタート。11月に銅製ヒートシンクにケースに固定するファンを組み合わせた「ZERO-2 MASTER」へ進化してきた、クーラーマスターのCPUクーラー「ZERO-x」シリーズ。本日、2度目のバージョンアップを受け新型「ZERO-3」へとさらに進化、販売が開始された。
スカイブフィンを採用 | 裏面。全てアルミ製だ | |
左:ZERO-1、右:ZERO-3。フィンの密度の違いがわかる | ZERO-3 MASTERのセット一式 |
変更点はヒートシンク。「ZERO-1」がごく普通のデザインのアルミ製、「ZERO-2 MASTER」が1Uラックサイズの銅製だったのに対し、「ZERO-3」ではアルミ製に戻ったもののスカイブフィンを採用したものとなっている。ヒートシンクのサイズは89(W)×63(D)×57(H)mm。このヒートシンク単体の「ZERO-3」と“Zalman方式”で固定する冷却ファンをセットにした「ZERO-3 MASTER」の2製品が用意されており、「ZERO-3 MASTER」に同梱されるファンは8cm角25mm厚、回転数2500rpm、騒音値26dBというスペック。「ZERO-2 MASTER」と同様、PCIスロットのブラケット部に固定するステイが付属している。
Socket 478/423のほか、Socket 603にも対応。パッケージの説明によれば、対応CPUは“換気に問題のないミドルタワーケースの場合”という条件付きで2.8GHzまでが目安とされている。価格は「ZERO-3」がTSUKUMO eX.で2479円、スーパーコムで2580円、CUSTOMで2980円。「ZERO-3 MASTER」がスーパーコムで3780円、CUSTOMで3980円、TSUKUMO eX.で4279円となっている。
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